ファッション&コスメのライフスタイルブログ

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OL/通勤服系(オフィスカジュアル系)ファッションブランド&セレクトショップ一覧

Point

ビジネスの場にふさわしい、適度なカジュアルさと上品さが求められる「オフィスカジュアル」ファッション。スーツからカジュアルダウンした服装のことを指すが、明確な基準はなく、業界や企業によって定義は曖昧なところがある。

コーディネートの基本は、シャツやブラウスにジャケットまたはカーディガンを羽織り、シンプルなパンツやスカートにパンプスを合わせるスタイルで、「カジュアル過ぎないきちんと感」がポイントとなる。

デスクワーク中心の部署でも、お辞儀をしたりしゃがんだり、時には走ったりと、思った以上に動く機会がある。そのため、タイトすぎるデザインや、逆にダボついたデザインの服は、見た目の印象が悪いだけでなく業務にも支障をきたしてしまうことがあるため、動きやすい服装を意識することが必要となる。また、動きやすさでもう一つ重要なのが靴。ヒールは高すぎる靴を避け、適度な高さのパンプスを選ぶと良い。

OL/通勤服系(オフィスカジュアル系)ファッション

aquagirlアクアガール

公式 https://store.world.co.jp/s/brand/aquagirl/
Instagram https://www.instagram.com/aquagirl_official/
Facebook https://facebook.com/aquagirlworld

[キレカジ OL/通勤服 コンサバ]

株式会社ワールドが運営するセレクトショップ。オリジナルアイテムも展開している。1995年誕生。

オリジナルブランド「CROLLA (クローラ)」と、インポートブランドの2つで構成されている。シーズン毎に世界各国から集められるウェアや靴、バッグ、アクセサリーなどは、その時々の流行をしっかり意識しつつも、女の子の持つ可愛らしさは変わらない。そんな「普遍的なフェミニン」をテーマに掲げ、モード感をプラスし”甘さ”と”キレ”という相反するテイストを絶妙にMIXしたスタイルを提案。デザイン性に溢れたランジェリーも取り揃えている。

2010年秋から、アクアガールから派生したセレクトショップaquagirl ON THE STREET (アクアガール オンザストリート)」と「AG by aquagirl (エージー バイ アクアガール)」をローンチ。「aquagirl ON THE STREET」は、18〜25歳の女性をターゲットに、程よいモード感と甘さをミックス。「AG by aquagirl」は、”値ごろ・お得感がある” をキーワードに10代〜40代の女性をターゲットに、デイリーウェアや雑貨、キッズ商品を取り扱う。ともにオリジナル商品と海外からのバイイング商品を織り交ぜた展開。

2011年には、株式会社ワールド初のオリジナルコスメライン「aquagirl cosmetics (アクアガール コスメティクス)」を発売した。

  • CROLLA(クローラ)

    「CROLLA」は、流行に敏感でありながら、品のある大人の女らしさを表現したaquagirlのオリジナルブランド。"Corolla" とは、花冠つまり、花びらの集まりのこと。

  • aquagirl cosmeticsアクアガール コスメティクス)

    公式 https://www.world.co.jp/wt/column/world_ism/10/

    2011年2月中旬よりオリジナルの化粧品「aquagirl cosmetics」をスタートした。ワールドがコスメを展開するのは初となる。

【追記】

㈱ワールドは、構造改革の一環として、不採算ブランドの事業終了および低収益店撤退の実施を発表した。主要5ブランド事業「HusHusHハッシュアッシュ」「3can4onサンカンシオン」「OZOCオゾック」「aquagirlアクアガール」「anatelierアナトリエ」を2020年の秋冬シーズンをもって終了する。

姉妹ブランド

AG by aquagirl(エージーバイアクアガール
公式 https://store.world.co.jp/s/brand/ag-by-aquagirl/
Twitter https://twitter.com/AG_by_aquagirl
Instagram https://www.instagram.com/agbyaquagirl/

[フェミニン キレカジ コンサバ]

2010年秋に、アクアガールから派生して誕生したセレクトショップ。オリジナルブランドも展開している。

aquagirl」より親しみやすい価格設定で、ターゲットは10~40代と幅広い。ベーシックでシンプルなアイテムに、かわいさをほんの少しプラスしているので、30代以上の女性でも大人かわいく着こなすことができる。

FRAY I.D(フレイアイディー)

公式 https://fray-id.com/

株式会社マッシュスタイルラボが手掛ける、“働く女性のために”をテーマにした大人のフェミニンカジュアルブランド。

同社が展開する「スナイデル」のお姉さん的ブランドとして2010年に誕生。当初はコンサバ系だったが、今ではカジュアル要素が強くなりオフィスカジュアルとしても使えて人気がある。

上質で品のある「エレガント」を先進的で自己表現豊かな「モード」に組み合わせ、これまでのビジネスウェアとは違った新しい形を表現。

IENA(イエナ)

公式 http://iena.jp/

ベイクルーズグループが展開するブランド、及びセレクトショップでもある。

自らの心地よい時間と空間を知り、仕事もプライベートも大切にするパリに住む女性をイメージ。フレンチシックをベースに、上品で上質な定番でありながらもありきたりではない洗練されたスタイルを提案。

白・紺・グレー・黒といった落ち着いた色を基本とし、シーズンごとのトレンドカラーをスパイスとして加えている。

index(インデックス)

公式 https://store.world.co.jp/s/brand/index/
Instagram https://www.instagram.com/index.official/

株式会社ワールドが展開する、働く女性にとって活躍度の高いアイテムを扱うMIXブランド。

程よくトレンドを抑えた落ち着きのあるカジュアルスタイルは、オフィスカジュアルにも使えるベーシックなアイテムも多く、オンからオフまで知的で上品な女性を演出してくれる。

INDIVIインディヴィ

公式 https://store.world.co.jp/s/brand/indivi/

株式会社ワールドが運営する、グローバルな意識を持つ大人の女性に向けたシャープで洗練されたテイストをベースにトレンドを表現するキャリアブランド。1996年に誕生。

洗練された都会的なデザインがクールな女性を演出する。大人カジュアルからリラックスしたビジネススタイルまで、多彩なスタイルを提案。

INEDイネド

公式 https://store.flandre.ne.jp/brand/ined/

株式会社フランドルが運営する、1992年に誕生したブランド。ブランド名は、フランス語で「今までにない、未発表の」という意味。

コンセプト『選りすぐりの上質な素材、洗練されたパターン、ハイクオリティな縫製で、大人の女性のための知的で上品なスタイルをご提案』公式HPより

MICHEL KLEIN(ミッシェル クラン)

公式 https://www.michelklein.jp/

ミッシェル・クラン(Michel Klein, 1957年生まれ - )は、フランスのファッションデザイナー、及び自身の名を冠したファッションブランド。

ミッシェルクランのファーストラインで、主にキャリアOL層を対象に定めている。スタイリッシュでありながらエレガントさがある。その色使いはリッチ感が漂い、着回しができるシンプルなシルエットを追求している。

【歴史】
  • 1980年、自身の名を冠したブランド「MICHEL KLEIN (ミッシェル クラン)」を自費で設立。
  • 1981年、パリのグルネル通りにミッシェルクラン初のブティックをオープン。
  • 1986年、ミッシェルクラン有限会社を設立。
  • 1987年、プレーオークレーク通りにレディースのブティックをオープン。
  • 1989年、イトキン株式会社 (Itokin Co., Ltd.) とライセンス契約し、日本デビュー。
  • 2003年、フレグランス「illusion」を発表。
  • 2004年、フォーマルウェアブランド「MICHEL KLEIN Noire (ミッシェルクラン ノアール) 」を発表。
  • 2005年、フレグランス「Cher MICHEL KLEIN」を発表。
  • 2006年、「MICHEL KLEIN HOMME」を発表。
  • 2008年、上質な素材を使ったワンランク上のブランド「MICHEL KLEIN premier (ミッシェルクラン プルミエ)」を発表。

NARACAMICIE(ナラカミーチェ)

公式 http://naracamicie.jp/
Twitter https://twitter.com/NCamicie
Instagram https://www.instagram.com/naracamicie_jp/
Facebook https://facebook.com/naracamicie.tokyo.jp

1984年に、ウォルター・アナラトーネ(Walter Annaratone)が設立したイタリアのシャツ専門ブランド。”カミーチェ” はイタリア語で ”シャツ・ブラウス” を意味する。

生産拠点はイタリアの工業都市ヴェネト州にあり、熟練の技術者達によって様々なデザインのシャツが生み出されている。フリルの付いたドレスシャツが代表的な商品。2008年よりローザ バイ ナラカミーチェ(Rosa by NARA CAMICIE)というカジュアルラインも開始している。

日本では1989年に一号店がオープンした。

ROPÉ(ロペ)

公式 https://www.rope-jp.com/

JUNグループが展開するブランド。1968年に誕生。ブランド名は、南フランスのコートダジュールにある地中海のリゾート地「ST.TROPEZ (サントロペ)」に由来。

コンセプト『上質な素材を使用し、心地よい服を提案しています。そこにロペの考えるコンテンポラリーなものをミックスすることにより、常に新鮮で品の良さが両立したロペスタイルを発信しています』公式HPより

トラッド系(トラディショナル)ファッションブランド&セレクトショップ一覧

Point

「トラディショナル (Traditional)」の略称をトラッドといい、直訳すると「伝統的な」という意味になる。

英国紳士の上流階級向けの着こなしをベースにしたファッション系統の一つで、トレンドに左右されないような普遍的なデザインを指すことがある一方で、1980年代・90年代のリバイバルや過去に流行した、当時主流だったデザインを取り入れて現代的にアレンジしたものもある。

定番アイテムとしては、トレンチコートやポロシャツ、ツイードジャケットなどがあり、これらを取り入れるとトラッド感が一段と増す。また、チェック柄もトラッドの特徴で、バーバリーチェックやタータンチェックギンガムチェックなどの種類がある。

ファッション雑誌でいうと、「FUDGE (ファッジ)」や「CLUEL (クルーエル)」などがトラッド系である。

トラッド系ファッション

agnes b.アニエスベー

公式 https://www.agnesb.com/

1975年3月21日、アニエスベーが自身の名を冠して設立したブランド。本名はアニエス・トゥルブレ(Agnès Troublé)という。1941年にフランス・ヴェルサイユにて生まれる。ブランド名となるアニエスベーは最初の夫であったブルゴワ姓の頭文字から取ったもの。

レディース、メンズ、キッズ、雑貨、化粧品、香水、バッグと幅広いラインを展開をしている。流行にとらわれないシンプルで機能的なデザインが特徴。ロゴはトカゲ。

【展開するブランドライン】

Aquascutumアクアスキュータム

公式 https://www.aquascutum.com/
日本 https://aquascutum.jp/

1851年、ジョン・エマリー (John Emary) がイギリス・ロンドンの中心地リージェント通りに高級紳士服店「エマー&カンパニー」をオープン。

1853年、防水加工を施したウール地を開発。この素材で仕立てたレインコートがビクトリア時代の紳士達の最先端ファッションとして普及。同時に、店の名前をアクアスキュータムと改称。これはラテン語で「水 (Aqua) 」と「楯 (Scutam) 」を組み合わせた造語で「防水」を意味する。

1990年に日本の株式会社レナウンが買収。 2009年、レナウン社は全株式を英国のBroadwick Group Limitedに譲渡 (ライセンス製造は継続) 。

第一次世界大戦で兵士に提供した防水コートは、その抜群の防水性と保湿性が塹壕 (トレンチ) で戦う兵士を守ったことが、現在のトレンチコートの原型となった。

トレンチコートといえば、BURBERRY (バーバリー)、Aquascutum (アクアスキュータム)、MACKINTOSH (マッキントッシュ) の3大ブランドが有名。

【歴史】

1854年、極寒のロシアでのクリミア戦争で防水性のコートが将校達に支持されたことから知名度が飛躍的に上がった。軽騎兵に突撃の合図をする際、もっと腕を動かしやすいようにとの要請で、ラグラン袖を考案したのもアクアスキュータムの裁断師である。

着道楽で有名だったエドワード七世も、雨の日のセント・ジェームズ宮殿で側近達の着ていた水を弾くコートに魅せられ、プリンス・オブ・ウェールズ・チェックのコートを注文し、アクアスキュータム初の王族の顧客となった。1897年、エドワード七世 (当時はエドワード王子) から王室御用達の勅許状を賜り、名実ともに英国を代表するブランドとなる。

1900年には婦人服部門を設立し、撥水性のケープやコートを売り出した。これは婦人参政権論者の間で広く使われるようになった。

1920年から1936年にかけてエドワード七世の孫にあたる後のウィンザー公から、さらに1952年には皇太后陛下からも王室御用達の勅許状を賜る。

1980年代にはジョン・メージャー元首相やマーガレット・サッチャー元首相を含む多くの政界の大物がアクアスキュータムを着用し、認知度を高めた。

【「LOVE and TRENCH」キャンペーン】

ブランド創設160周年の2011年を皮切りに毎年行っているキャンペーン。

2011年、「LOVE & PEACE(愛と平和)」の精神と願いを込めたキャンペーンとしてスタート。

ブランドの創立から165周年を迎える2016年には、ハンフリー・ボガートが愛用していた“KINGSWAY”のパターンを原型にした“THE BOGART”が登場した。

ハンフリー・ボガートは1954年に公開された2つの映画「ケイン号の叛乱」と「裸足の伯爵夫人」の中でアクアスキュータムのコートを着用していた。一方で、彼は実際にアクアスキュータムの顧客でもあった。

公式 http://www.renown.co.jp/LoveandTrench/

【経営状況】

1990年、日本の株式会社レナウンの傘下に入るが、2009年に全株式を英国のBroadwick Group Limitedに譲渡。そして、アジア圏(中国を除く)における商標権は当初売却先となる予定だった香港YGM Mart Limitedに売却。中国における商標権は英国Aquascutum International Licensing Limited(香港YGM Mart Limitedの100%子会社)に売却された。 なお、日本における企画・製造・販売については、商標権の譲渡先である香港YGM Mart Limitedよりレナウンが長期のマスターライセンスを受けた上で、従来通り行なうことになった。

以降、Broadwick Group Limitedの100%出資のもと運営していたが、赤字続きのため2012年4月に経営破綻を発表した。 日本での展開はレナウンが行っていたが、Broadwick Group Limitedと香港YGM Mart Limitedに財務上の関わりは無く、香港YGM Mart Limitedに属する日本での展開についてレナウン社は、「影響がない」(同社・広報) と発表している。

2012年5月、香港YGM Mart Limitedが英国アクアスキュータムの全株式を取得。それに伴い、英国アクアスキュータムの新社名Aquascutum1851Ltd. と新たな英国人 CEO の就任を発表した。全世界のアクアスキュータム商標権を YGM が取得したことで、日本を含むワールドワイドな展開が推進される。また、新会社設立と、英国人 CEO の就任により、英国にオリジ ンを持つラグジュアリーブランドとして、ロンドンから発信力の強化も期待できる。

その後、2017年にはレナウンの親会社である中国の山東如意集団が買収した。(※ レナウン社は、2010年に山東如意集団に買収されている)

BORNY(ボルニー)

公式 http://borny.jp/

ファッションブランドを数多く展開する株式会社マークスタイラーが2011年に立ち上げた。

ブランド名は「Born in NY」の略による造語で、ニューヨークのライフスタイルやカルチャーを発信し、新たな価値を創造していく、という意味が込められている。

【ブランド終了】

2016年に全店閉店し、ブランド終了となった。

ef-dé(エフデ)

公式 https://store.flandre.ne.jp/brand/maglie-par-ef-de/

株式会社フランドルが1993年に設立した、甘く優しいフェミニンでエレガントなブランド。

ベーシックなアイテムがもつ上質感を、柔らかいシルエットで表現したスタイリングが可愛らしさを引き立ててくれる。「女子アナっぽい服」としても人気。

MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)

公式 https://www.mackintosh-philosophy.com/
SANYO iStore

英国を代表する老舗ブランドとして、本物志向の人々に愛され続けるマッキントッシュ。そのセカンドラインとして誕生。値段を抑えてマッキンの世界観を手軽に楽しんでもらおうといった感じ。

日本国内では株式会社三陽商会がメーカーになっている。

MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)

公式 https://www.mackintosh-london.com/

1823年にチャールズ・マッキントッシュ氏が設立した英国のブランド「マッキントッシュ」からその歴史が始まる。防水性に優れたコートが有名。

三陽商会がライセンス契約して展開していた「バーバリー・ロンドン」が2015年6月に契約終了となり、その後継事業として「マッキントッシュ ロンドン」を2015年秋からスタート。なお、契約期間は2019年末までとなっている。

マッキントッシュ ロンドン」は、「マッキントッシュ」よりも価格を抑えた普及版。三陽商会は「マッキントッシュ フィロソフィー」というブランドも既存展開しているが、こちらは若者向けのセカンドラインとなっており、「マッキントッシュ ロンドン」は、その上級ブランドという関係にある。

三陽商会は、「マッキントッシュ ロンドン」及び「ポール・スチュアート」「エポカ」を基幹3事業としている。

NARACAMICIE(ナラカミーチェ)

公式 http://naracamicie.jp/

1984年に、ウォルター・アナラトーネ (Walter Annaratone) が設立したイタリアのシャツ専門ブランド。”カミーチェ”はイタリア語で”シャツ・ブラウス”を意味する。

生産拠点はイタリアの工業都市ヴェネト州にあり、熟練の技術者達によって様々なデザインのシャツが生み出されている。フリルの付いたドレスシャツが代表的な商品。2008年よりローザ バイ ナラ カミーチェ (Rosa by NARACAMICIE) というカジュアルラインも開始している。

日本では1989年に一号店がオープンした。

OLD ENGLAND(オールド イングランド

公式 http://oldengland.jp/

1867年、フランス・パリで誕生したアパレルブランド。創立者はアレキサンドル・エンリケ (Alexandre HENRIQUET)。

英国の正統派スタイルにフランスのエスプリを加えた、上質で、知的で、仕立ての良いシンプルな服。伝統を大切にしながらも鮮度を失わない、いつの時代も愛される品格のあるフレンチトラッド・スタイル。

オールドイングランドの代名詞とも言えるアイテムがクラシックダッフルコート。綾目の緩やかな角度と凹凸の柔らかな表情が特徴的な上質ヘリンボーン生地仕立てで、老舗ならではの美しいシルエットで長年愛され続けている。

歴史

1867年、フランス・パリのキャプシーヌ通りとリュ・スクリープ通りの角地に1号店がオープン。

2011年10月、三喜商事株式会社 (SANKI-SHOJI CO., LTD.) が日本国内での商標権を取得。

日本での展開は、三喜商事の関連会社である「株式会社ナイツブリッジ・インターナショナル オールドイングランド事業部」が行っていたが、2019年(令和元年)8月1日をもって親会社である三喜商事株式会社が吸収合併し、すべての経営を委ねることとなった。

Paul Stuart(ポール スチュアート)

公式 https://www.sanyo-shokai.co.jp/brand/lineup/paulstuart_men.html
SANYO iStore

1938年、ラルフ・オストロフがニューヨークの中心に位置するマディソン街45番地に、アイビーリーグ出身者を対象とした紳士服専門店を創設。ブランド名は創設者ラルフの長男の名、ポール・スチュアート・オストロフに由来する。

1952年に娘婿のクリフォード・グロッドが共同経営者に加わると、英国やイタリアから選りすぐった商品をニューヨークの現代感覚でアレンジした「クラシック・コンテンポラリー」スタイルを提案する専門店に変貌。これが世界のエグゼクティブから注目され、知名度を高めた。

【追記】

三井物産株式会社は、Paul Stuart, Inc. (Paul Stuart社) の全株式を取得することで創業家一族と合意し、2012年12月28日付で買収、完全子会社化した。

1975年からPaul Stuart社製品の輸入事業を開始した三井物産は、1991年にPaul Stuartブランドの日本市場向け独占生産・販売権を取得するライセンス契約をPaul Stuart社と締結。中核サブライセンシーの株式会社三陽商会を通じて青山・銀座の直営路面店2店舗に加え、百貨店インショップやアウトレット、Eコマースに販路を広げてきた。Paul Stuart社を完全子会社化することで国内市場をはじめ、ファッションビジネスの重点戦略地域と位置づける新興成長市場において、所得水準の向上に伴う購買意欲を見据えた事業の拡大を狙うという。

Ralph Lauren(ラルフ ローレン)

公式 https://www.ralphlauren.co.jp/

ラルフ・ローレン (Ralph Lauren, 1939年10月14日生まれ)、本名ラルフ・ルーベン・リフシッツ (Ralph Rueben Lifshitz) は、アメリカ合衆国ニューヨーク出身のファッションデザイナー、また自身の名を冠したファッションブランドである。

ユダヤ系ロシア移民の両親を持ち、16歳のとき父親がファミリーネームをアメリカ人らしい「Lauren (ローレン) 」に変更した。

多くのアメリカブランドの源流を作ったとも言える存在で、クラシックなアメリカらしいライフスタイル。そして、その「アメリカらしさ」そのものを定義した。それは、アイビーリーグの流れを汲むアメリカントラディショナル、英国貴族をルーツにもつブリティッシュアメリカン、それにカウボーイやネイティブインディアンに代表されるウエスタンスタイルの3つを絶妙に融合して完成させたもので、流行り廃りを感じさせない凛とした存在感がある。

ブランドとしてのラルフ・ローレンは、特に高級スーツやポロシャツなどのメンズウェアでその名を知られ、ブルックス・ブラザーズと並ぶアメリカン・トラディショナルの代表的存在とされている。

ローレン自身は、デザイン画を描くことが苦手だと明かしており、自分はデザイナーではなく自分の持つコンセプトをデザイナーへ提案する人、コンセプターであると称している。

オリンピックアメリカ合衆国代表のユニフォームを四大会連続で手掛けている。2008年の北京、2010年のバンクーバー (冬季)、2012年のロンドン、2014年のソチ (冬季) 。それほどまでにラルフローレンはアメリカの象徴ともいえる存在として見なされている。

日本では、2006年3月30日、東京・表参道にアジアの旗艦店となる「ラルフ・ローレン表参道」をオープン。後に銀座にも路面店を開店している。

【ブランドの始まり】

1967年にノーマン・ヒルトンの財政的支援のもと、ネクタイ店を開業し自身のブランド「Polo (ポロ) 」を含むネクタイを販売した。後にこのブランドをヒルトンから購入している。

1968年に紳士服ブランド「Polo Ralph Lauren (ポロ ラルフ ローレン)」設立。1971年から婦人服も手がけ始めた。

ブランドライン
【メンズ & レディース】
  • Ralph Lauren Black Label(ラルフ ローレン ブラック レーベル)

    富裕層向けの高級ライン。 但しパープルレーベルよりは下位に当たる。

  • POLO RALPH LAUREN (ポロ ラルフ ローレン)

    ポニーのロゴマークで有名な、最も普及している主軸の定番ライン。

    2015年までは「Polo by Ralph Lauren」の表記でメンズ&キッズのラインだったが、ブルーレーベルのレディースラインだった「RALPH LAUREN」と共に、「POLO RALPH LAUREN」として集約された。

  • POLO CHINO(ポロ チノ)

    POLO RALPH LAURENラインの一部で、チノ・クロス素材のアイテムに使われる名称。

  • POLO CORDS(ポロ コーズ)

    POLO RALPH LAURENラインの一部で、コーデュロイ素材のアイテムに使われる名称。

  • PERFORMANCE(パフォーマンス)

    POLO RALPH LAURENラインの一部で、ポリエステル素材を混合させた生地で作られたシリーズ。1年間だけ復活していた時期のPOLO SPORTラインでも展開していた。

  • CLUB MONACO(クラブ モナコ

    1985年に Joe Mimram がカナダのトロントに最初の店をオープンしたのがブランドの始まり。モダンでスタイリッシュなデザインと都会的なファッションが特徴の米ファッションブランド。1989年、アメリカにオープン。1999年、ポロラルフローレンに買収され、それ以後運営はポロラルフローレンが担っている。日本に上陸するも、軌道に乗らず撤退したが、引き続き根強いファンも多くカナダやアメリカでは、人気のあるブランド。

  • RRL(ダブル アール エル)

    POLO COUNTRYの後継ラインとして1993年に登場。1998年秋より生産中止にしたが、ヨーロッパと日本の強い要望があり、それに応える形で2001年に復活をした。ヴィンテージ感を追求したライン。

  • DOUBLE RL LIMITED EDITION(ダブル アール エル リミテッド エディション)

    RRLにてたまにリリースされる期間限定もののコレクション。

  • RLX GOLF(アール エル エックス ゴルフ)

    RLXのゴルフ用セカンドライン。但しライン名はRLX GOLFでも、衣服に付いているロゴや布タグ表記は「RLX」のみ。

  • PINK PONY(ピンク ポニー)

    2000年に、がん治療・がん研究のための基金として立ち上げられたラインで、ピンク色のポニーロゴがトレードマーク。毎年10月1日に全世界のRALPH LAURENがチャリティーイベントを開催する。日本では、千代田区永田町の「ラルフローレン株式会社」の本社から丸の内までの距離を、PINK PONYのTシャツを着た上でウォーキングが行われる。

  • RALPH LAUREN VINTAGE(ラルフ ローレン ヴィンテージ)

    ラルフ・ローレンが他のブランドからセレクトした古着シリーズ。ラングラー、ボルサリーノ、レッドウィングなど、様々なブランドの大昔の良質なアイテムを取り扱っている。

  • PERSONALIZATION(パーソナライゼーション)

    ラルフ・ローレンの衣類、食器、寝具、フレグランスなどに、イニシャルを入れたりなどのカスタムオーダーが出来るライン。

  • CYO(シーワイオー)

    正式名称:CREATE YOUR OWN(クリエイト ユア オウン)。衣類に刺繍やパッチなど、自分好みのデザインを選び、カスタマイズが出来るサービス。日本国内では「ラルフ ローレン表参道」で展開。

【メンズオンリー】
  • POLO GOLF(ポロ ゴルフ)

    ゴルフ用のサブラインとして登場。公式なライン登録はされていないが、Polo by Ralph LaurenやPOLO SPORTのサブラインとしてアイテムを発表している。1994年に日本に初上陸。

  • Purple Label(パープル レーベル)

    1994年に登場。ブラックレーベルよりも更に上級に位置する富裕層向けの"最上級ファーストライン"。

    全てイタリア製で、最高級のファブリック(布地)を使用し、布タグが紫色で、表記は「Ralph Lauren」のみ。

  • BIG & TALL

    ビッグサイズ専門のライン。

  • POLO COUNTRY(ポロ カントリー)

    通称:ポロカン。カントリー調のクラシックライン。1993年にRRLに引き継いで終了したが、2010年秋、2016年、2018年秋など、散発的に復活することがある。

【レディースオンリー】
  • LAUREN(ローレン)

    1971年に登場。洗練されたラグジュアリーなラルフ ローレンのウィメンズウェアを、手頃な価格帯で手に入れられるライン。豊富なサイズのアパレル展開で、ハンドバッグ、ベルト、スカーフ等のアクセサリーも充実。時代を問わないスタイルにオリジナルな作りかつ上品なシルエット。

    • LAUREN PETITE(ローレン ペティート)

      ローレンのセカンドラン。ローレンよりも少し小さめな作り。

  • RALPH LAUREN GOLF(ラルフ ローレン ゴルフ)

    1998年に登場。「POLO GOLF」のレディースライン。但し日本における同ラインではメンズのアイテムも展開されている。

  • Ralph Lauren Collection(ラルフ ローレン コレクション)

    ウィメンズの最上級ライン。メンズでいうPurple Labelのウィメンズラインにあたり、同じく全てイタリア製で布タグの色も紫色になっている。

  • RALPH LAUREN TENNIS(ラルフ ローレン テニス)
  • RLX TENNIS(アール エル エックス テニス)

    RLXのテニス用セカンドライン

【ベビー】
  • RALPH LAUREN BABY(ラルフ ローレン ベビー)

    0~24ヶ月の幼児が対象

  • RALPH LAUREN INFANT(ラルフ ローレン インファント)

    TODDLERラインのベビー版。1歳から2歳向け。

  • RALPH LAUREN LAYETTE(ラルフ ローレン レイエット)

    0~9ヶ月の乳児向けのライン。

    日本とアメリカではサイズ表記が異なる。
    • 日本(身長での表記):50、60、70、80、90cm…
    • アメリカ(月齢での表記):3M、6M、9M、12M、18M…
      ※ Mはmonthsの略
【ホーム】
【ジュエリー、時計】
  • 2008年にラルフ・ローレンとリシュモングループが共同で合弁会社ポロ・ラルフローレン・ウォッチ&ジュエリー社(Polo Ralph Lauren Watch and Jewellery Company, S.A.R.L.)を設立。

Spick and Span(スピックアンドスパン)

公式 http://spickandspan.jp/

ベイクルーズグループの株式会社フレームワークスが運営するセレクトショップ、及びオリジナルブランドも展開している。

コンセプト『自分流のスタイルを大切にしている様々なビジョンを持つ大人の女性の為に、パリのテイストをベースにしながら、トレンドをエッセンスにした、さりげなく"今"を感じさせる「日常の装い」を提案します。様々な女性の為に、キャリアシーンには上質で女性らしいワードローブを。プライベートシーンにはくつろいだひとときをよりいっそう有意義に楽しく過ごせるアイテムを。ベーシックで着心地の良さを大切に考えたオリジナルとインポート商品で提案します』公式HPより

2019年、「SPICK&SPAN」より新ブランド「U by SPICK&SPAN (ユー バイ スピック&スパン)」がデビュー。"トレンドを取り入れつつも、良心価格で上手に買い物をしたい、大人化を目指す女性" といったアラサー世代をメインターゲットに展開。

TOMORROWLANDトゥモローランド

公式 http://www.tomorrowland.co.jp/

株式会社トゥモローランドが展開するセレクトショップであり、ブランドの名称でもある。オリジナルブランドには以下のものがある (公式HPより) 。

オリジナルブランド
  • BALLSEY

    伝統を守りながら現代的なデザインを取り入れ、洗練されたワンランク上のエレガンスを発信

  • トラディショナルな精神を今の気分で捉え直すことで、新鮮なスタイルを提案

  • TOMORROWLAND Collection

    アイテムそのものの本質を追及し、伝統を敬いながら、時代とともに進化する上質なベーシック

  • DES PRÉS

    フレンチシックをベースに、コンテンポラリーな女性に向けたシンプルなモダン・クロージング

  • GALERIE VIE

    シンプルに生きることを大切に考える、生活のギャラリー

  • KNOTT

    デザイナー、ジャン=ポール・ノットとのコラボレーションライン

  • Edition

    ミリタリー、テーラードといったメンズウエアのユニフォームを今の時代の感性でエディット。「デイリーウエアの最高峰」を目指す

  • BACCA

    徹底的にこだわり抜いた物作りが信条。象徴的なアイテム、テーラードには女性デザイナーの視点により媚びることのない女らしさがにじみ出ている

  • トラディショナル・マインドを大切にしながら、カジュアルからドレスまで、男の新しいエレガンスを提案

  • Blue Work

    大人の男性のためのデイリーなプレッピー・スタイルを提案

  • SUPER A MARKET

    200年以上の歴史を持つプロヴァンスのテキスタイルを用いたウエアや雑貨を提案

  • ONIKI

    Umit Benanデザインによるプロジェクト

Traditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)

公式 https://www.tww-uk.com/

ブランド名は、英国マッキントッシュ社の旧社名であり、チャールズ・マッキントッシュ自らがプロデュースし、2006年に復刻したことが始まり。

MACKINTOSHが築き上げた伝統を反映し、高い機能性と美しいシルエットが特徴の現代的なキルティングやジャケットコート等、英国のトラッドスタイルをベースにしたアウターウェアや、ベーシックウェアなどのアイテムを展開している。

ブランド名の一部である「ウェザーウェア」は、雨風から身を守るアウターウェアを意味し、レインコートや雨傘などのアイテムも並ぶ。また、アウターウェアだけでなく、今の英国を感じさせるコレクションをトータルで展開中。

【日本での展開】

2007年6月、日本では八木通商が英マッキントッシュ社の株式を取得し、連結子会社となり展開している。

2008年、「Traditional eatherwear」と日本の新進ブランド「beautiful people」がコラボレートし、新レーベル「Traditional Weatherwear & beautiful people (トラディショナル ウェザーウェア アンド ビューティフルピープル) 」を発表。

モード系ファッションブランド&セレクトショップ一覧

Point

モード(MODE)には、フランス語で流行やファッションといった意味がある。トラッド系やコンサバ系などの定番スタイルとは異なり、トレンドをまとったファッションを「モード系」と言う。しかし、近年では「モード系」という言葉の定義は曖昧になってきており、無機質な色使い、模様を用い、洗練されているおしゃれファッションのことを総じて「モード系」と呼ぶこともある。

また、モード系を着こなすのであれば、服だけではなくバッグや靴、アクセサリーなどの小物にもとことんこだわることが重要。

モード系ファッション

DRWCYS(ドロシーズ)

公式 http://drwcys.com/

株式会社IBF.M が展開するセレクトショップ、及びそのオリジナルブランド。2008年に会社設立。2010年にラフォーレ原宿に一号店「be love by DRWCYS」がオープン。

ブランド名は、『オズの魔法使い』の主人公「ドロシー」に由来する。カジュアル、トレンド、ボヘミアンをキーワードに大人のリアルクローズを提案。

IBF.M社は『INED』や『ef-de』等のブランドを展開している株式会社フランドルのグループ会社である。

EMODA(エモダ)

公式 https://emoda-japan.com/

マークスタイラー株式会社のブランドグループに属している。「リエンダ」心斎橋店の元店長だった松本恵奈プロデュースによるモード系ギャルブランド。

2009年、松本恵奈が当時23歳のときに発足。その翌2010年2月、渋谷109内に初の実店舗を開業。「MODE=トレンドの発信」を軸に、白と黒の世界に色・柄・形・異素材を組み合わせ、強さの中にも女らしさのあるスタイリングを提案。モノトーンコーデは難易度が高い分オシャレ好きにとってはファッションを最高に楽しめるカテゴリーでもある。2013年にはコスメ部門にあたる『EMODA COSMETICSエモダ コスメティクス』が新たに始動。

EMILIO PUCCIエミリオ・プッチ

公式 https://www.emiliopucci.com/

エミリオ・プッチ (Emilio Pucci, 1914年11月20日 - 1992年11月29日) は、イタリア・ナポリ出身の男性ファッションデザイナー。色彩の美しさから「プリントの王子 (Prince of Prints)」と称されている。また、彼が創始したファッションブランド。

イタリアの貴族らしく、ゴージャスで優雅なシルエット。万華鏡をモチーフにした幾何学的でカラフルな「プッチ柄」と呼ばれる図柄は特記すべき特徴である。

日本では「エミリオ・プッチ 銀座店 」が東京銀座に2004年11月26日オープン。この他、関東・中部・関西・九州の百貨店内において店舗を展開している。

ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社」を親会社とし、その子会社である「LVMHファッション・グループ・ジャパン株式会社 エミリオ・プッチ ジャパン」が日本での輸入・販売を行っている。

【歴史】

1914年、フィレンツェの名門貴族バルセント侯爵家に生まれ、1934年から1935年にかけての高校時代にオリンピックのスキーナショナルチームに所属、自身がデザインしたスキーウェアを着ていた。

ミラノ大学卒業後、アメリカ合衆国ジョージア州アセンズの大学で就学。その後さらに1937年にオレゴン州ポートランドリード・カレッジで社会学を学ぶ。1939年イタリアに帰国。フィレンツェの大学で1941年、政治学で博士号を取得。第二次世界大戦中にはイタリア空軍でパイロットを経験し、その後、政治家になりイタリア議会にも10年間在籍した。

デザイナーとしてのエミリオ・プッチの歴史は、1947年、雑誌「ハーパーズ・バザー」に最初の作品である流線形のスキーウェアを発表したことにより始まる。これが予想外の反響を呼んで、同誌から女性用の冬服デザインを依頼される。ニューヨークで売り出され、スポーツウエアのデザイナーとして評判を高めた。

1964年、アメリカのブラニフ航空の客室乗務員の制服をデザイン。

1971年、アポロ15号使節団のロゴなどを制作する。なおデザインを手掛ける傍ら、政治家としても活躍を続けていた。

1980年代にはアメリカの高級車「リンカーン・タウンカー」や「コンチネンタル」の特別仕様の内外装を手掛ける。

1992年、エミリオ・プッチ死去。ブランドのデザインは娘の Laudomia Pucciラウドミア・プッチ が引き継いだ。

1997年、ミラノの会社に経営権を譲渡。

2000年4月、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンが67%の株を保有し、プッチブランドはその傘下に入った。

2015年4月からは、マッシモ・ジョルジェッティがクリエイティブ・ディレクターに就任し、すべてのエミリオ・プッチのコレクションを手掛けている。

ENFOLD(エンフォルド)

公式 https://www.enfold.jp/

ENFÖLDエンフォルド」は、株式会社バロックジャパンリミテッドが発信する日本のファッションブランド。2012年春、"リラックスエレガント" と称してデビュー。クリエイティブ・ディレクターは「SLYスライ」を立ち上げた植田みずき。

ブランド名は、ラテン語で〈くるむ〉〈抱きしめる〉の意味を持つ。“HIDDEN BEAUTY (隠された美)” をコンセプトに、身体のフォルムをあえて隠す奥ゆかしさ、計算された無駄のない造形的なフォルムを表現。“誰かのために無理をして装うのではなく、服をまとう者が最高に贅沢な気持ちになれる服” を提案するモードエレガンスなブランド。

【追記】

植田みずきクリエイティブ・ディレクターが2018年春に、新ブランド「NAGONSTANSナゴンスタンス」を立ち上げた。また、同時期に「エンフォルド」のバッグラインを発表。

姉妹ブランド

Nagonstans(ナゴンスタンス)
公式 http://nagonstans.jp/

クリエイティブディレクターは「ENFÖLD」同様、植田みずき。休日を自然の中やアクティブに過ごす時間、旅に出る時、リラックスして過ごしたい日など、いつもの日常とは違う ”どこかへ” 着る服を提案する。

「någonstans」とは、スウェーデン語で〈どこかへ…〉〈ある時〉を意味する。人生を変える「どこか」との出会い、自分に戻れる「どこか」。そんな場所を求めて旅をする。自分の感覚に素直にそこで得たものを受け入れ、身を委ね調和していく。そしてまた新しい自分になっていく。そんな場所で身に纏いたい日常と非現実が交錯する服を表現している。

「エンフォルド」の中で出せない世界観があった。オフィスシーンでのスタイルも考える「エンフォルド」では、どうしても休日提案ができていなかった。これまで「エンフォルド」でカバーできていなかったシーンを「ナゴンスタンス」で作り、365日のスタイルを提案する。

30代、40代のファッション感度の高い女性のライフスタイルは多様化し、モノの選択基準は変化していく。目まぐるしく変わるトレンドを追いかけるのではなく趣味嗜好を反映し、自分に足りないものや気分を高揚させてくれるものを賢く選ぶ。素材やシルエットにこだわりがあり、心地よく上品に見え、動きやすく、扱いやすくて遊び心もある服。「ナゴンスタンス」では、大人の女性が日常とは違った時間を思いきり楽しめるHOLIDAYスタイルを提案する。

GUILD PRIME(ギルドプライム)

公式 https://www.loveless-shop.jp/
SANYO iStore

日本の大手アパレル企業である株式会社三陽商会が運営する、モードとカジュアルを融合させたセレクトショップである。LOVELESSラブレスの姉妹店として2009年9月に東京都渋谷区神宮前に1号店をオープンした。

ラブレスは、2004年7月、東京・南青山に1号店をオープン。ラブレスだけのエクスクルーシブブランドやコラボアイテムなどで独自の世界観を表現するセレクトショップである。

セレクトショップともに店舗の内装や商品構成は共通部分が多いものの、ラブレスは路面型でハイエンドな高感度層向けのセレクトショップ。ギルドプライムは商業施設向けの出店を想定し、よりカジュアルでリーズナブルなブランドも加えることで差別化を図った。

HUMAN WOMANヒューマンウーマン

公式 https://www.humanwoman.net/

株式会社サンエー・インターナショナル」が運営するセレクトショップ。コンセプト『シンプルシックな日常着とニュアンスのある単品服を、お客様の感覚で自由にスタイリングできる大人の女性のためのクローゼット感覚』

LE CIEL BLUE(ルシェルブルー)

公式 https://www.lcb.co.jp/

2005年、セレクトショップLE CIEL BLEUルシェルブルー』のオリジナルブランドとしてスタート。カジュアルモード系、エレガント系。

グローバルな視野と凛とした強さ、そして女性らしさを兼ね備えた現代女性をイメージし、トレンド性の高い上質でシックなアイテムを展開している。人よりもワンランク上のファッションを目指す人たちの、自分を磨くことへの向上心やおしゃれ心を満足させてくれる。

『ブランドの核となる「フラッグシップ」が、2012 年9月六本木の閑静なエリアに誕生。地下へと続く階段を下りると広がる白いミニマルな空間。黒を基調としたインテリアとのコントラストが効いた店内には、ニューヨークのブティックホテルをイメージしたブックシェルフやラウンジスペース、プレスルームなども完備。』公式HPより

  • ENCHANTEMENT...?(アンシャントマン)

    旬のスタイルがリアルプライスで楽しめるオリジナルブランド。

MURUA(ムルーア)

公式 http://murua.co.jp/

2006年、MARK STYLER(マークスタイラー)株式会社が設立。クリエイティブ・アドバイザーは荻原桃子。

コンセプトは「“CHARMING GILRL”-FEMININE MODE-」。クールでモードなスタイリングの中に表現する強さと、女性らしいディテールや素材で取り入れるフェミニンさ、これらをかけ合わせる事で最大限の輝きを発揮する、2つのバランスがもたらすフェミニンモードへの誘惑。

コレクションに登場しそうな個性的なアイテムが多く、自分だけの個性を表現するのにぴったりなファッションブランド。

【荻原桃子による新ブランド「UN3D.アンスリード」】

マークスタイラー社は2016年秋、新たに2ブランドを立ち上げる。それぞれ、『MURUAムルーア』の荻原桃子と『MERCURYDUOマーキュリーデュオ』の渡辺由香が、30~40代女性をターゲットにデザインを手掛け、2人は新ブランドのクリエイティブ・ディレクターに就く。

荻原は、2002年にアパレルブランドの販売員や企画担当、バイヤーを経て、2006年に『ムルーア』をスタート。2015年7月から、『ムルーア』のクリエイティブ・ディレクターからクリエイティブ・アドバイザーに役職を変更し、ブランド全体の指揮を執る。立ち上げた新ブランドは、『UN3D.アンスリー』という。

渡辺は、セレクトショップの販売員とプレスを経て、2003年に『マーキュリーデュオ』をスタート。2015年7月から、『マーキュリーデュオ』のクリエイティブ・ディレクターからクリエイティブ・アドバイザーに役職を変更し、ブランド全体の指揮を執る。立ち上げた新ブランドは、『ELENDEEKエレンディーク』という。

【きくや美粧堂とのコラボ商品】

公式 http://beautizm.jp/

2013年、株式会社きくや美粧堂とライセンス契約を締結し、ヘアサロン向けプロフェッショナルビューティライン「MURUA Beauty Professional」をプロデュース。

サロン発のウェブサイト「BEAUTIZMビューティズム」も立ち上げた。

スタートアップアイテムとして『シールヘアエクステンション』と『アイラッシュエクステンション』を同年5月に発売した。どちらも既存の施術方法に比べて短時間でスタイルを完成できることが特徴。装着方法が簡単なため、施術時間のみならず技術者の習得期間も3分の一ほどになったそう。

従来のヘアエクステンションは髪の長さを出すことに重点を置かれていたが、『シールヘアエクステンション』はショートヘアのボリューム出しなど、デザインの一種としての使用をアプローチ。さらに、最高級品質の「ヴァージンレミーヘア」を使用することで安売りが横行しているヘアエクステンション界での差別化を図っている。

『アイラッシュエクステンション』は、一般的に使われているエクステンションよりも、安全性を考慮して開発された。例えば、グルーに使われる「ホルムアルデヒド」は他製品の200分の一ほどしか含まれていない。

【追記】

2015年秋、「BEAUTIZM」にファッションブランド『ANAP』も加わり、「ANAP Beauty Professional」をスタートさせた。

Maison Margiela(メゾン マルジェラ)

公式 https://www.maisonmargiela.com/

1988年、ベルギー出身のマルタン・マルジェラが自身の名を冠したブランド『Maison Martin Margielaメゾン マルタン マルジェラ』をフランス・パリにて設立。

2014年に「クリスチャン・ディオール」に在籍していたことで知られるデザイナーのジョン・ガリアーノをクリエイティブディレクターに迎える。翌2015年よりブランド名を『Maison Margielaメゾン マルジェラ』に変更している。

日本では、2000年9月に東京・恵比寿に路面店マルタン・マルジェラ・トウキョウ」を開業。これはこのブランド初の旗艦店でもあった。

2002年にはベルギーのブリュッセルとフランスのパリにも開業。2002年をもってオンリー・ザ・ブレイブ (ディーゼル) グループの傘下となり、それに伴い国際的な店舗展開が本格始動した。

【マルタン・マルジェラ】

マルタン・マルジェラMartin Margiela, 1957年4月9日生)は、ベルギーのヘンクに生まれる。1977年にアントワープ王立芸術学院へ入学、1979年に卒業。

1984年に観賞したジャン=ポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)のショーに感銘を受けてゴルチエのアトリエに入る。以後、1987年までデザインアシスタントとして働いた。

1988年にブランド『メゾン マルタン マルジェラ (現・メゾン マルジェラ)』を立ち上げ、パリコレクションでデビュー。1997年から2004年春夏にかけてはブランド「エルメス」の女性向けコレクションのデザイナーも担った。後任にはジャン=ポール・ゴルチエが就任。マルジェラはゴルチエの下で働いたことがあり、不思議な繋がりを感じさせる。

「崩し」の美学や黒への傾斜など、様々な点で川久保からの影響が色濃く見て取れる。98年春夏のパリコレクションでは「コム・デ・ギャルソン」と合同でショーを開催したほど。

ディーゼル代表者によれば、創立20周年にあたる2008年のコレクション以来ブランドと関わりはなく、引退状態にあるという。

【沿革】

1988年、フランスのヌフ社がブランド「メゾン マルタン マルジェラ」を設立。初期の頃から商品の製造販売はイタリアのスタッフ インターナショナル社が担当していた。

スタッフ インターナショナル社とは、1976年イタリア、ノヴェンタ・ヴィチェンティーナで設立した会社である。

2000年10月、スタッフインターナショナル社がオンリー・ザ・ブレイブ社の系列にあるディーゼル社に買収されてオンリー・ザ・ブレイブ グループの傘下となった。2002年にはヌフ社も買収され、同じくその傘下となった。

スタッフ インターナショナル社と製造、販売のライセンス契約を結んでいるブランドは以下。

【日本】

1999年に日本では、ヌフ社、三菱商事オリゾンティ社の3社が共同出資で輸入販売会社「ここのえ株式会社」を設立した。

2000年9月にブランド初の旗艦店となる「マルタン・マルジェラ・トウキョウ」を東京・恵比寿に開業。

オリゾンティ社は、アパレルメーカー大手の株式会社ワールドの子会社だったが、2001年に伊藤忠商事が買収して傘下に入った。オリゾンティ社が持っていた「ここのえ」の株式10数%は三菱商事伊藤忠商事から買い取った。

2010年5月、ここのえ株式会社は、三菱商事との合弁を解消。それに伴い、イタリアのスタッフ インターナショナル社が全株式を取得し、100%子会社化した。

2011年1月から社名を「ここのえ株式会社」から「株式会社スタッフ インターナショナル ジャパン」に変更した。

株式会社スタッフ インターナショナル ジャパンが取り扱っているブランドは以下。

マルタン・マルジェラ氏は「9」という数字が好きなようで、ヌフ社の「neuf」とは、フランス語で「9」という意味。日本語で「9」という音は苦を連想させるので、別音で、という発想ででてきたのが、日本法人の「ここのえ (九重) 」である。「9」を2つ重ねて99、百から一を取った白がブランドカラーの白色に繋がる。

【メゾン マルジェラを象徴する定番アイテム】

デザインの方向性としては「反モード」を掲げており、なかでも軍服のリメイク品や中古ジーンズに白ペンキのペイント等の作品は「ポペリズム (貧困者風)」と呼ばれた。それまでの煌びやかで優雅な雰囲気を持つ「モード」とは対極のコレクションとして「デストロイコレクション」とも呼ばれ、以降マルジェラの代名詞ともなった。

カレンダータグ、縫い目、タビシューズ、エイズT、ハの字ライダース、エルボーパッチ、白いペンキ。これらの言葉を知っていればマルジェラを語ることが出来る。

カレンダータグ

マルジェラの服や小物には、通称「カレンダータグ」とも呼ばれる0~23までの数字が明記された白地の布が縫い付けられており、このタグからコレクションラインを読み取ることが可能となっている。この表記方法は、メンズラインがコレクションに加わった1999年頃から採用されている。レディースコレクションのみの時は現在のコレクション「1」同様に、何も書かれていない白い布が縫い付けられているだけであった。

  • 0 - アーティザナル (職人の手仕事により、リメイクしてフォルムをつくり直した服) のレディース。
  • 0 10 - アーティザナルのメンズ。
  • 0 11 - アーティザナルのユニセックス。稀に存在する。
  • 1 - 女性のためのコレクション。ラベルは無地で白。
  • 4 - 女性のためのワードローブ。
  • 3 - フレグランスのコレクション。
  • 8 - アイウェアのコレクション。
  • 10 - 男性のためのコレクション。
  • 11 - 女性と男性のためのアクセサリーコレクション。
  • 12 - ファインジュエリーのコレクション。
  • 13 - オブジェ、または出版物。
  • 14 - 古着を元にマルジェラが複製したもの。レプリカ。
  • 22 - 女性と男性のための靴のコレクション。
  • MM6 - レディースの6が独立したもの。ロゴもタグも別物で「MM6」として単独の店舗が存在する。
カレンダータグ

タグの四隅を縫い付けている、白糸の縫い目。タグが取りやすいように仮縫いのようになっている。タグが付かないバッグやシューズなどには、革に刻印されていたり布地に印字されている。6は白糸で、タグの上のみ直線で縫い付けられている。

タビシューズ

1988年に最初のタビシューズを発表。足袋のように、親指と人差し指の間がわかれている形をした靴。主にブーツ。

エイズTシャツ

Vネックで上の方に数字が描かれているTシャツ。

八の字ライダース

ハの字のようにジッパーが施された、ライダースジャケット

エルボーパッチ

肘の部分にレザーでパッチを当てたニットが定番だが、カーディガンやスエットもある。

白ペンキ

マルジェラといえば白。白ペンキでコーティングしたホワイトデニム、派手に加工したスニーカーにブーツ。

YECCA VECCA(イェッカヴェッカ)

公式 http://www.yeccavecca.jp/

株式会社クロスカンパニーが2010年に設立した大人の女性向けブランド。

ベーシックとモードの絶妙なバランスが知的な女性を演出。メインターゲット層は、20代後半~30代の女性。

ZARA(ザラ)

公式 https://www.zara.com/

1975年、スペインで誕生。1997年に日本法人が設立された。

新商品が発売されるまで業界平均はおよそ9か月程かかるが、ザラでは2週間、最短でわずか1週間で開発され、全世界の店舗に送られる。売り切れても補充はされないので、新商品の入れ替わりが激しい。クールで落ち着いた雰囲気。いわゆるファストファッションと呼ばれる中では価格は高め。トレンドを抑えているのでファッション性は高いが、品質縫製は低評価。「流行りを積極的に取り入れたいから、1シーズンもてばいい」という人にはおすすめ。

ZUCCa(ズッカ)

公式 https://www.zucca.cc/
A-net ONLINE STORE

1988年、小野塚秋良がレディースブランドZUCCaを設立。イッセイ ミヤケグループであるA-net Inc.に属している。

ブランド名の由来は、デザイナーの名前「オノヅカ (ONOZUKA)」とイタリア語の「かぼちゃ (ZUCCA) 」から。「服は屋内でつくられる野菜のようなもの」という信条のもと、手間ひまかけた実用的なモノ作りにこだわり、アースカラーナチュラルテイストな作品が多い。

ZUCCa』がレディースライン、『CABANE de ZUCCa』がメンズラインとされているが、店舗名としては厳密にその限りではない。

サーフ系ファッションブランド&セレクトショップ一覧

Point

「サーフ系ファッション」とは、海を感じさせるような爽やかで健康的な印象をアピールできるカジュアルファッションのこと。「サーファーファッション」とも呼ばれる。"海が似合うスタイル" ということもあり、ブルーやホワイトのアイテムを取り入れることが多かったり、どこかメンズライクでアクティブな着こなしが特徴となっている。

サーフ系ファッション

Afends(アフェンズ)

公式 https://afends.com/

2006年、オーストラリアのヒッピーカルチャーの聖地として有名なバイロンベイにて、Declan Wise(デクラン・ワイズ)、Jono Salfield(ジョノ・サーフィールド)を中心に設立されたブランド。ハンドスクリーンプリンティングを施したオリジナルアートTシャツの販売からスタートした。

UKパンク&ハードコアというサブカルチャーがベースとなり、サーフィン&スケートボーディングのエッセンスが融合したことで生まれたサーフヒッピースタイル。

ALOHA BEACH CLUB(アロハビーチクラブ)

公式 https://alohabeachclub.com/

2011年5月、ハワイ出身のカハナ・カラマ(Kahana Kalama)とサンディエゴ出身のビリー・ウィキンズ(Billy Wickens)は、カリフォルニア州サンディエゴのノースパークにてセレクトショップ「アロハ サンデー サプライ カンパニー (Aloha Sunday Supply Co.)」をOPEN。2016年9月に現在の「アロハ ビーチ クラブ」へと改名した。オリジナルブランドのアイテムも展開している。

ハワイでプロサーファーとしての経歴を持つカハナ・カラマの祖父は、ワイキキビーチに銅像が建っている伝説のサーファー、デューク・カハナモク。

ALOHA SUNDAY(アロハサンデー)

公式 https://www.alohasunday.com/

2015年2月、カラマは故郷のオアフ島カイルアに2店舗目となる「アロハ サンデー」をOPEN。

ALTRU(アルトゥルー)

公式 https://www.altruapparel.com/

2001年にLAでスタートしたブランド。「ALTRU」とは、“ALL TRUE”の造語で、本物のみを作るというコンセプトから名づけられた。ヴィンテージ加工の柔らかい生地を使用したアイテムはどれも魅力的。

BANKS(バンクス)

公式 https://banksjournal.com/

国名ナンバリングTシャツで有名な「ROIAL」。カリフォルニアで誕生したそのブランドは、人気絶頂のさなか突如アメリカでの展開が休止となる。当時「ROIAL」のメインライダーであったBRADLEY GERLACHは「ROIAL」に対する思い入れが強く、“ROIAL REBORN PROJECT”を発足し、アメリカでの復活を夢見ていた。Tim CochranとSam Coombes、Jay Quirkの3人が中心となり、2014年に「BANKS」がスタート。このムーブメントにオーストラリアのブランド「TCSS」のデザインチームやサーフ系ブランドの元デザイナーなどが加わり、BRADLEY GERLACHをアンバサダーとして迎え入れ、日本 (東京)、アメリカ (カリフォルニア)、オーストラリア (シドニー)の3カ国プロジェクトとして立ち上がった。

"BANKS (バンクス)"とはビーチブレイク (波) を生み出す海底の砂山のこと。海面からは見えずとも、深いところで波を作り出す根源を担う存在で、見た目だけではないブランドポリシーを表している。

BANKSはクラフトマンシップ (職人技) とクリエイティビティ (創造性) への讃歌のようなプロジェクト。サーファー、デザイナー、ミュージシャン、フォトグラファー、映像作家達が好奇心とより良い地球環境を実現するために集う場。BANKSの目標を一言で表すと"スタイルの調和"、つまり機能性とサイティナビリティの両立を可能にするデザインを生み出していく。

Tシャツは全てオーガニックコットン100%で、ボードショーツは65%リサイクルポリエステル、ブランドネームのタグは100%リサイクルポリエステイルを使用。地球環境に負荷をかけず、機能性を両立させた仕上がりとなっている。

Batten wear(バッテンウェア)

公式 https://battenwear.com/

2011年に日本人デザイナーShinji hasegawaがアメリカ・ニューヨークで立ち上げたブランド。インスピレーションは、1960年代後半から1980年代初めのサーフやアウトドアウェアで、ヴィンテージな雰囲気がミックスしたスタイルを基調としている。

BILLABONG(ビラボン)

公式 https://www.billabong.com/
日本 https://billabongstore.jp/
BILLABONG(ビラボン)
公式 ONLINE STORE

1973年、オーストラリアのクイーンズランド州ゴールドコーストでGordonとRena Merchantによって設立された。手製のボートショーツを作ることからスタートした。近年ではスケーターやスノーボーダーにも人気がある。

ブランドライン
Billabong Girls(ビラボンガールズ)
公式 https://www.billabong.com/girls/

キッズ、女の子のためのファッション。Billabong Girls Collection で夏の雰囲気を盛り上げましょう。

BRIXTON(ブリクストン)

公式 https://www.brixton.com/

2004年、アメリカ・カリフォルニアで設立。帽子を中心に、アパレル、グローブ、ベルト、財布、ソックスなどをメンズ&ウィメンズともに展開。

“BRIXTON” は、UKバンド「ザ・クラッシュ」の楽曲 “The Guns of Brixton” が由来。

BIRDWELL(バードウェル)

公式 https://www.birdwell.com/

Birdwell Beach Britches (バードウェル ビーチ ブリッチズ)。通称 バードウェル。1961年の創業以来、今も変わらずカリフォルニア州サンタアナでサーフトランクスやジャケット、 トートバッグなどを一点一点オールハンドメイドで作り続ける老舗ブランド。元祖サーフブランド。

派手な広告をうつわけでなく「Quality is our Gimmick」というキャッチコピー通り、品質で勝負してきたという背景もまた素晴らしい。

【追記】

「バードウェル」と同じくアメリカ・カリフォルニア発のライフスタイルブランド「RVCA (ルーカ)」とコラボレーション。2016年4月末から、ロンハーマンやフレッドシーガルなどのセレクトショップで販売を開始する。

CAPTAIN FIN(キャプテンフィン)

公式 https://captainfin.com/

2007年、カリフォルニアのスタイルマスター「ミッチ・アブシャー (Mitch Abshere)」がプロデュースするアートフィンブランド。

アーティスティックなグラフィックと機能性が融合したフィンは、競合が多いサーフブランドの中においても独自の存在感を確立している。

CUISSE DE GRENOUILLE(キュイス ドュ グルヌイユ)

公式 https://www.cuissedegrenouille.com/

2010年、フランス・パリにて「For the GENTLEMAN SURFER」をコンセプトに誕生した、ボニション兄弟が手掛けるサーフブランド。アイコンでもある ”surf in paris” の文字をあしらったスウェットシャツ、波模様のシャツなど、海、サーフィンを感じさせるお洒落なデザインが魅力。ラフで都会的なテイストを放つ急成長中のサーフブランド。

DEUS EX MACHINA(デウス エクス マキナ)

公式 http://deuscustoms.com/

2006年にオーストラリアで誕生したブランド。サーフィンとモーターサイクルを軸に、スケートボード、アート、音楽などが連動する幅広いカルチャーをミックスして表現したアイテムを展開。2014年には日本初の直営店がオープンした。

Deus ex Machina” は、ラテン語で「機械仕掛けから出てくる神」を意味する。一般には「機械仕掛けの神」と表現される。

DtE in California(ディーティーイーインカリフォルニア)

公式 https://www.dte.la/

2008年に “Casual California Lifestyle” をベースに、ロサンゼルスでブランドをスタート。

ブランド名「DtE in California」のDtEは “Down to Earth” の略語で、“しっかりした・地に足が着いた” という意味。素材にはアメリカ産の綿花のなかでも最高級の品質を誇るスーピマコットンを使用。生産もUSAメイドにこだわっている。

セレブリティも愛用する飽きのこないデザインと使いやすいカラーバリエーションで人気のカットソーブランド。

Hurley(ハーレー)

公式 https://www.hurley.com/

1979年に前身となるサーフボードブランド「Hurley Surfboards」がカルフォルニアのコスタメサで始めたのが起源とされている。 その後、サーフにとどまらず、スケート、スノーボード、音楽、アートなど多様なユースカルチャーと結びついて総合ライフスタイルブランドとしての地位を確立していった。2002年にはNIKE (ナイキ)の子会社となる。

2019年12月、「Hurley」は、米国の投資会社ブルースター・アライアンス(Bluestar Alliance)に売却された。

2020年2月7日に新生「Hurley」の管理会社が今後の戦略を記したプレスリリースを公開した。過去数年サーフ製品のみに焦点を当ててきた「Hurley」だが、これからはサーフィンを超えてスケートボードスノーボード、ミュージック、アートに焦点を拡大しながら、ライセンスモデルの事業に移行していく。新たにメンズアパレル、下着、ソックス、ビーチサンダルのカテゴリーで『United Legwear & Apparel Co.』とライセンス契約を締結。ウィメンズのアパレル部門では、『Hybrid Apparel』と共にこのカテゴリーを強化していき、最終的には最高のライセンスパートナーを配置してライフスタイルブランドに成長させる。

また、スペイン・バルセロナを拠点とするヨーロッパ、中東、アフリカ地域の「Hurley」事業は、NIKEフットボール部門で副社長兼GMを20年以上務めたデヴィッド・メイアと、QuiksilverとNIKEの副社長兼GMだったハビエル・カレラが買収している。

Insight(インサイト

公式 https://www.insight51.com/

1987年、オーストラリア・シドニーでアンドリュー・ドーン (Andrew Down)がサーフ会社を設立。

2010年、ksubiグループの傘下に入り、「スビ (ksubi)」のオーナーでもあるジョージ・ガウローがクリエイティブ・ディレクターに就任した。

ksubi(スビ)

公式 https://www.ksubi.com/jp/

1999年、ダン・シングル(Dan Single)とジョージ・グロウ(George Gorrow)がオーストラリアのシドニーで活動をスタート。デニムアイテムを中心にウェアの制作をはじめ、アイウェア、シューズと幅広く展開している。

最初のレーベル名は「Tsubi」。2007S/Sシーズンから「ksubi」に変更した。

LOST WEEKEND NYC(ロストウィークエンドニューヨーク)

公式 http://lostweekendnyc.com/

2011年にアメリカのマンハッタンで Michael Little が立ち上げたライフスタイル提案型ショップ。

「コーヒー・デザイン・ライフスタイル」をテーマに、コーヒーから、アパレル、雑貨まで、ニューヨークアーバンなライフスタイルを提案している。さまざまな文化やアート、人種が絡み合うニューヨークでリラックスできる空間として、ニューヨーカーの憩いの場となっている。

LIGHTNING BOLT(ライトニングボルト)

公式 https://lightning-bolt.jp/

ロゴマークの稲妻をモチーフに、シンプルなデザインの中にインパクトのある色や柄を取り入れたアイテムが魅力的。

1960年代、ハワイ、ノースショアのサーファー達は “イナズマ” のマークをエネルギーのシンボルマークとして、自分達のサーフボードに付けて使い始めた。やがて、先進的なサーフ・ブランドビジネスのディレクターであるデューク・ボイドによって、“Lightning Bolt” のサーフボードの製造・販売が始まった。そして1971年冬、ノースショアのビッグ・ウェイブの中で、 ジェリー・ロペスの超絶華麗なサーフィンと共に劇的なデビューを飾った。

MOLLUSK SURF SHOP(モラスクサーフショップ)

公式 https://mollusksurfshop.com/

2005年、サンフランシスコで誕生したサーフショップ。オリジナルブランドはサーフテイストながらどこかクラシック感のあるシンプルなアイテムが魅力的。

“Mollusk” とは、イカやタコなどの「軟体動物」を意味する語。

Nesta Brand(ネスタブランド)

公式 https://www.peetonline.com/nestabrand/

2000年にアメリカ・南カリフォルニアで生まれたストリートファッションブランド。

レゲエ、ラスタカラー、ジャマイカンライオンをブランドのモチーフロゴとしている。

Pilgrim Surf+Supply(ピルグリム サーフ+サプライ)

公式 https://pilgrimsurfsupply.jp/

“自然と都会のデュアルライフ” をコンセプトに、 サーフィンを中心としたアウトドアアクティビティのあるライフスタイルをアメリ東海岸のカルチャーというフィルターに通して提案するショップ。

Ron Herman(ロンハーマン

公式 https://www.ronherman.com/
日本 http://ronherman.jp/

1976年、アメリカ・ロサンゼルスにあるハリウッドのメルローズアベニューにセレクトショップ「Ron Herman」が誕生。以来、一貫して「Style of Life California」を提案している。ラグジュアリーブランドからカジュアルブランドまで独自の視点で選び抜いたウェア、アクセサリーを取り揃えている。

日本では、サザビーリーグが独占契約を締結し展開をスタート。

【ロンハーマンのオリジナルブランド】
  • Ron Herman California

    コンセプトは、「シンプルなデザイン」「特別な素材」「ユニークなディティール」の3つ。カリフォルニアのサーフスタイルをベースに、上質ながらもリラックス感のある洗練されたカジュアルウェアを展開している。

  • R.H. Vintage

    本国ロサンゼルスのメルローズ本店でのみ不定期に展開されていた幻のカスタムヴィンテージライン。 2009年、日本へのRon Hermanローンチに際して、Ron Hermanは日本の卓越したデニム生産技術に着目し、 ヴィンテージウエアにインスパイアされたデニムやコーデュロイダンガリーシャツなどのアイテムを新たにリリース。

  • R

    カリフォルニアのアクティビティやマインドとファッションを融合したライン。自然とコネクトしたときの開放感をデザイン。

  • RON HERMAN DENIM

    ロンハーマンのオリジナルデニムブランドとして2012年にスタート。

  • 8100

    EasyでComfortableな素材、健康的なbodyを引き立たせる美しいシルエット。海上がりの素肌にラフに着ても優しく心地良い肌触り。鮮やかなカラーリングが特徴的な、カットソーを中心としたHappyなデイリーウエア。ブランド名の8100は、メルローズ本店の地番 8100 Melrose Avenue から名付けられた。

  • RH California

    家具やインテリア、ルームウエアなどのライン。

  • RHC Ron Herman

    心地よいカリフォルニアのカルチャーを感じるウエアから雑貨まで、日常に寄り添う、上質でこだわりのあるスタンダードなアイテムを展開。

QUIKSILVER(クイックシルバー

公式 https://www.quiksilver.co.jp/
QUIKSILVER(クイックシルバー)
クイックシルバー」は、アメリカ合衆国カリフォルニア州のハンティントンビーチに本拠地があるサーフィンおよびスノーボードブランド。1969年に創業開始。ロゴマーク葛飾北斎の富士山と波(富嶽三十六景 神奈川沖浪裏)をモチーフにしたもの。

2020年3月より、これまでの「QUIKSILVER ORIGINALS」に WOMEN’S ラインを追加し、新しいラインとしてスタートした。

また、創立者の一人の娘の名前にちなんだ「ROXY (ロキシー)」という女性向けのアパレルブランドも展開している。

ROXY(ロキシー

公式 https://www.roxy.jp/
ROXY

1990年にアメリカ・カリフォルニアにて誕生したビーチウェア&スポーツウェアブランド。水着やラッシュガードなどの種類も豊富。ビーチカルチャーとアクティブライフスタイルを愛する女性のためのブランド。

RUSTY(ラスティ)

公式 https://www.nikki-gr.co.jp/product/rusty/

1985年、アメリカ・カリフォルニア州生まれのブランド。プロサーファーでシェーパーでもある、ラスティ・プレゼンドファー氏がブランド創設者。

日本では、ニッキー株式会社とライセンス契約を結び、同社のグループカンパニーであるオーシャントレンズ株式会社が運営している。

roial(ロイアル)

公式 http://roial-japan.com/

世界ランカーだった元プロサーファーのボビーク・ヌッドソン、ケーシー・ウィートらがカリフォルニア・ハンティントンビーチで立ち上げたブランド。海に着ていける機能性を持ちながら、夜もそのまま街に繰り出せる高いデザイン性が特徴。

RVCA(ルーカ)

公式 https://www.rvca.com/
日本 https://www.rvca-jp.com/
RVCA(ルーカ)

2000年誕生のカリフォルニア州コスタメサに拠点を置くサーフブランド。サブカルチャーの偽りない品位をプロモートしつつ、同時にコミュニティーを還元する為に設立されたRVCAの“THE BALANCE OF OPPOSITES”というその世界観は、自然と人工、過去と現在、秩序と無秩序など、相反するものが共存するさまを象徴している。

2018年1月、ボードライダーズ社は、ビラボン・インターナショナル社の全株式を取得した。これにより、ビラボンが所有する系列ブランド「RVCA」「Element」「VonZipper」「Xcel」が、ボードライダーズ社のブランド・ファミリーに加わることとなった。

【ボードライダーズ社傘下のブランド】
  • Quiksilver (クイックシルバー
  • Roxy(ロキシー
  • DC Shoes(DC シューズ)
  • Billabong(ビラボン)
  • RVCA(ルーカ)
  • Element(エレメント)
  • VonZipper(ボンジッパー)
  • Xcel(エクセル)

ボードライダーズ社の投資会社であるオークツリー・キャピタル・マネジメント(Oaktree Capital Management, L.P.)が、カナダ最大の代替資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメント社(Brookfield Asset Management)に買収されることが2019年3月発表された。オークツリーの62%の株式を取得することで商談が成立し、2029年までにはオークツリーを完全に買収するオプションを残している。

Saturdays NYC(サタデーズサーフニューヨークシティー

公式 https://www.saturdaysnyc.com/
日本 https://www.saturdaysnyc.co.jp/

2009年8月、ニューヨークのソーホー地区にオープンしたメンズファッションブランド。NYなどの大都市の中で働き、生活している人たちのライフスタイルに合ったコレクションを提案している。ファッションアイテムだけではなく、雑貨やサーフギアなどさまざまなアイテムを展開。ショップによってはカフェが併設され、コーヒーを楽しみながら、心地よく買い物ができる空間となっている。

日本では、株式会社ジュンと提携し、店舗&オンラインストアを展開している。

S'DAYS(エスデイズ)

公式 https://balance-style.jp/brand/230

2016年にイタリア・ヴェネツィアで誕生したサーフブランド。コンセプトは70/ 80'Sのヴィンテージサーフカルチャー。アメリカ西海岸やハワイの

2016年に株式会社バランスマネジメントは、イタリアンサーフアパレルブランド「S'DAYS」の日本における独占販売契約をPLUS COTONE社と締結。2017年SSより本格スタートした。

TCSS(ティーシーエスエス

公式 https://www.thecriticalslidesociety.com/

2009年、オーストラリア・シドニーのノーザンビーチを拠点に活動しているジム・ミッチェルとサム・クーンズによって立ち上げられた。

2010年S/Sラインより、shortstraw から TCSS にブランド名を変更し、新たな展開が始まった。TCSS とは、「The Critical Slide Society (ザ クリティカル スライド ソサイエティ)」の略語。

TCSSのブランドコンセプトは、普段の生活のなかに自然や海があり、それをアーティスティックに立体的に表現したサーフウェア。

1950年代、1960年代のカリフォルニアサーフスタイルや1960年代後期、豪州のWILDな先駆者たちをイメージソースからインスパイアされ、モダンなカットワークとレトロなデザインの融合が世界各国で支持されている。

VOLCOM(ボルコム)

公式 https://www.volcom.jp/

1991年、カリフォルニア・ニューポートビーチにて、「自由」「革新」「実験性」をベースに発足。創始者は、Richard Woolcott。

キレカジ系(キレイめカジュアル系)ファッションブランド&セレクトショップ一覧

Point

きれいめカジュアルとは、上品な雰囲気とカジュアルさの両方を取り入れたファッションのこと。ラフになりすぎない絶妙なバランスが鍵となる。キメすぎず大人の落ち着いたイメージを与えてくれる。

キレイめカジュアル系(キレカジ系)

arnold palmer timeless(アーノルド・パーマー・タイムレス)

公式 https://ap-world.renown.com/

アーノルド・パーマー」という名前は、アメリカのプロゴルファーに由来している。2016年9月25日死去。

海外ブランドと間違われることがあるが、実は純粋な日本ブランドである。

1969年に株式会社レナウンがブランド「アーノルド・パーマー」を設立。2004年に「アーノルド・パーマー・タイムレス」としてブランドイメージを刷新。2020年5月に、レナウンが経営破綻したことにより契約が解消された。

新たにライセンス契約を結んだ水甚は「アーノルド・パーマー」のブランド名でレガシーロゴコレクションを展開し、30~40代のファミリー層をターゲットに商品企画を進める。

レナウン時代

1969年、株式会社レナウンからブランド「アーノルド・パーマー」が誕生する。2004年に「アーノルド・パーマー・タイムレス」としてブランドイメージを刷新。

赤、黄、白、緑の4色傘のロゴマークは、かつて国内最大のブランドシンボルとして一世を風靡した。一度は飽和状態になり大衆ブランド化して過去のものとなったが、近年またそのレトロなテイストが注目を集めている。カラフルな色使いに無駄を削ぎ落とした洗練されたデザイン。そのクセのないアイテムがスポーティーにもカジュアルにもフォーマルにもマッチする万能ブランドである。

【ブランドライン】

当初は、『arnold palmer』という一つのブランドで全部門を展開していたが、後に以下のように部門が別れた。

  • arnold palmer timeless

    メンズ、レディース、キッズでトータルに提案するライフスタイルライン

  • アンダーウェア、ナイトウェア、ソックス

『Arnie Arnold Palmer (アーニー アーノルドパーマー)』は、2012年秋冬シーズンをもって終了した。

【追記】

AMERICAN RAG CIE(アメリカンラグシー)

公式 https://www.americanragcie.jp/

1984年、カリフォルニア州サンフランシスコに一号店をオープンしたのが始まり。日本に上陸したのは1998年のことで、サザビーリーグアメリカのインダストリーズ ワーツ社と合弁でアメリカンラグシージャパン株式会社を設立。

アメリカンラグシー』とは、セレクトショップ、及びそのオリジナルブランド。オリジナル商品は、着心地の良さ、クオリティの高さ、デザイン性に定評がある。20代・30代の、質の高い定番アイテムを手に入れたい人にお勧め。また、ウェアやアクセサリー以外にも、インテリア、雑貨なども展開している。新しい洋服だけでなく古着も一緒に陳列されているのも特徴的。

AZUL by moussy(アズール バイ マウジー

公式 https://azul-m.com/

株式会社バロックジャパンリミテッドが展開する渋谷109系ブランド『moussy (マウジー)』の姉妹ブランドとして2008年にスタートする。同時に越谷イオンレイクタウンに直営店をオープン。シンプルなジーニングカジュアル系で、10代から30代くらいまでの幅広い層に愛されている。

マウジー』よりもリーズナブルな価格帯となっている。これは、2008年秋に日本へ進出したH&M、FOREVER21などのファストファッションブランドに対抗すべく発案されたことがブランド設立のきっかけとなっていることによる。また、メンズ・レディースともに展開している点も『マウジー』とは異なる。

マウジー』が109や丸井など、『BLACK BY MOUSSY (ブラックバイマウジー)』が百貨店などに出店しているのに対し、『アズールバイマウジー』はイオンなど郊外型SCを主な出店先にしている。

BANANA REPUBLICバナナリパブリック

公式 https://bananarepublic.gap.co.jp/

1978年、米国カリフォルニア州にてジーグラー夫妻により創業。1983年にGAP社によりが買収され、当時流行していたサファリ風ファッションから現在の高級なカジュアルウェアというイメージである「カジュアル・ラグジュアリー」と呼ばれるアパレルブランドになった。

姉妹ブランドのGAPよりも大人向けのアイテムが並び、モダンで落ち着いた大人の色気が漂うシンプルで洗練された印象のするブランド。

「バナナ・リパブリック (=バナナ共和国)」というブランド名が、アメリカにおいて中南米の小規模な発展途上国を侮蔑的に扱う「バナナ共和国」という呼称そのものであるために、そのサファリ風 (未開発的な) ファッションと併せて、発展途上国に対する偏見を助長するものとしてアメリカ合衆国国内や中南米諸国で批判を浴びた。

2005年9月、日本に北米以外で初の海外進出。9月1日にプランタン銀座モード館に1号店をオープン。続いて、9月3日に六本木ヒルズ、9月7日にコレド日本橋、9月15日に横浜ランドマークプラザと4店舗立て続けに出店。現在も、各地に店舗数を増やしている。

BARNYARDSTORM(バンヤードストーム)

公式 https://www.adastria.co.jp/brands/barnyardstorm/

株式会社トリニティアーツと人気ファッション誌「VERY」とのコラボレーションブランド。その後、トリニティアーツ社は経営統合により、株式会社アダストリアに吸収された。

2009年の発足当初は通販のみだったが、2012年には新宿伊勢丹にリアルショップがオープンした。

デイリーカジュアルスタイルに少しのモードを加えた上品でハイセンスなアイテムを提供している。日常のなかで日々きらめく存在であってほしい。そんな大人の女性に向けた、理想と現実をバランスよく満たしてくれる。

B.C STOCK(ベーセーストック

公式 http://bcstock.jp/

ベイクルーズグループの株式会社ジョイントワークスが運営するアウトレットショップ。

同社グループのブランドである、『Spick and Span』『IENA』『EDIFICE』や、セレクトショップ『JOURNAL STANDARD』等の1シーズン前の商品やサンプル品のほか、世界中から厳選されたお値ごろ感のあるインポートのセレクトアイテムを取り揃えている。また、それらをミックスコーディネートすることで、独自に価値を提供する「Proposed Outlet Shop (提案型アウトレットショップ)」である。

COMME ÇA DU MODE(コムサ デ モード)

公式 https://fivefoxes.co.jp/

株式会社ファイブフォックスの基幹ブランド。1976年に会社設立とともにコムサデモードが始まり、今では年齢やライフスタイルに合わせて、多岐に渡るブランドを展開している。主要ブランドの解説は以下。

ブランドライン
  • ARTISAN (アルチザン)

    コムサデモードの最上位ブランド。モノトーンを基調としたシンプルなデザインに特化し、純粋に上質なブランドとして位置づけられている。生地もそれに合わせて上質なものを選び、縫製も職人の手作業に拠るところが多く、価格面は他のラインよりも高価。2002年11月、レディース&メンズ発足。

  • COMME ÇA DU MODE (コムサ デ モード)

    商品数や種類も最も豊富な基幹ブランド。1976年12月、レディース発足。

  • COMME ÇA MEN (コムサ メン)

    1981年5月にコムサデモードのメンズ版として発足。2007年に『COMME ÇA DU MODE MEN (コムサ デ モード メン)』から現在のブランド名称へ変更した。

  • PEYTON PLACE (ペイトンプレイス)

    “Contemporary Sweet Girl (大人可愛い) ” がコンセプトのフェミニン系レディースブランド。1981年9月に発足。(2016年終了)

  • COMME ÇA ISM (コムサイズム)

    全年齢を対象とした極めて手頃な価格設定のファミリー層向けブランド。コムサデモードの下位ブランドとして、1993年9月にメンズ&レディース発足。アイテムは婦人・紳士・子供のアパレルからアクセサリー、小物、生活雑貨まで幅広い。バブル崩壊以降、商圏の郊外化、百貨店の凋落、大型ショッピングセンターやファストファッションの台頭による低価格化といった社会構造の変化に上手く対応し、量販店モデルに近づけながらも、イメージを損なわない適度なブランド価値を維持。

  • COMME ÇA FILLE (コムサフィユ)

    コムサデモードの世界観を持ち、トラッドを基調とした子供服ブランド。1983年6月に誕生。

  • MONO COMME ÇA (モノコムサ)

    ファッション雑貨や生活雑貨、キャラクターグッズなど。1999年3月に誕生。

DOUDOU(ドゥドゥ)

公式 http://www.palgroup.co.jp/brand/brand.php?n=doudou
PAL CLOSET ONLINE STORE(パルクローゼットオンラインストア)

1991年4月、株式会社パルがフレンチカジュアル業態のタウン系カジュアルショップ『DOUDOU』を大阪市北区のGARE大阪に出店。

シンプルな中に一点豪華主義なスタイリング。そして、女性なら誰しも併せ持つ大人だけどかわいい、大人だけどかっこいい、そんな遊び心をテーマとしている。基本の作りはシンプルな物となっているので、ビジネスでもプライベートでも着まわせるブランドである。ショップでは、こだわりのあるオリジナルアイテムから最旬のセレクトアイテムまで幅広いラインナップが楽しめる。

EASTBOY(イーストボーイ)

公式 http://www.eastboy.co.jp/

米国東海岸発祥のトラディショナル・スタイルを基調とするキレイめカジュアルブランド。自由の女神像がトレードマーク。

トラディッショナルとは伝統的という意味で、トラッドとも呼ばれる。

基幹ブランドの『イーストボーイ』は、ティーンエイジャーを対象としており、自由の女神像のワンポイントが入ったニットカーディガンやスクールバッグ等は、女子中高生の制服ブランドとして人気がある。

『EASTBOY Comet』では、知的で上品な親子にふさわしい、アメリカントラッドを提案。

gree*n[nout](グリーンノート)』では、爽やかで自然な香りをかすかに纏ったナチュラルな大人の女性をイメージ。

FREDY&GLOSTER(フレディアングロスター)

公式 https://www.fredyandgloster-fredy.jp/

株式会社ノーリーズが運営するセレクトショップの店舗名、及び同社が展開するオリジナルブランドの名。

2002年にメンズ&レディス展開の複合型セレクトショップとして渋谷にオープン。旗艦店としての情報発信を強めるために、内装や商品構成の再構築を図り、2015年4月24日リニューアルオープンした。また、カフェラテやフルーツティー、焼きたてのフレンチトーストなどが楽しめるの「カフェ フレディ(CAFE FREDY)」も展開している。

【オリジナルブランド】
  • FREDY & GLOSTER

    スタンダードアイテムにトレンドと遊び心を取り入れ、さりげない個性を演出する"ニューベーシックスタイル"を提案。

  • 株式会社ノーリーズが展開するその他のオリジナルブランド

    NOLLEY'S、NOLLEY'S Sophi、FREDY & GLOSTER、fredy、fredyemue、stefis、Rie miller、Stutostein

HERE'S(ヒアーズ)

公式 http://www.here-s.com/

株式会社イトキンが展開するキレカジ系ファッションブランド。メンズ・レディースともに展開している。精神的にも自立している20代中盤をコアターゲットとし、価格の安さから10代にも人気が高い。

もともとは『ミッシェル クラン (MICHEL KLEIN)』のセカンドラインとして『クラン プリュス (KLEIN PLUS)』をスタートしたが、2012年にクラン プリュスをクローズし、ヒアーズとして再スタートした。

【ブランド終了】

2016年4月上旬をもって、ブランド事業を終了。

HARE(ハレ)

公式 https://www.adastria.co.jp/brands/hare/

ローリーズファームグローバルワーク、ヘザー、ジーナシス、レイジブルーなどを展開する株式会社アダストリアのブランドのひとつ。

『自分の気分、年齢にあわせていろんな服を着てきた好奇心が旺盛な女性に向けてラブリーではない「シャープな女らしさ」を表現し、少しデザインを加えた今着たい服と使える定番服を提案するブランド。』公式HPより

index(インデックス)

公式 https://store.world.co.jp/s/brand/index/

株式会社ワールドが展開する、働く女性にとって活躍度の高いアイテムを扱うMIXブランド。

程よくトレンドを抑えた落ち着きのあるカジュアルスタイルは、オフィスカジュアルにも使えるベーシックなアイテムも多く、オンからオフまで知的で上品な女性を演出してくれる。

J.FERRY(ジェイフェリー)

公式 https://j-ferry.com/

株式会社リファクトリィが運営するブランド。

テレビ番組などで芸能人が衣装として着ているのを目にすることが多く、品があり好感度の高いブランド。高級感のあるブラックレーベルから、よりカジュアルなブルーレーベルまで幅広いラインが揃っている。

【追記】

リファクトリィ社は2019年5月29日、東京地裁民事再生法の適用を申請し、監督命令を受けた。

コンセプトブランド/オリジナルブランド
  • J.FERRY BLACK LABEL

    ジェイフェリーブランドのファーストライン。仕事に前向きな上品で洗練された女性を対象にした服。デザイン・素材・縫製のすべてに妥協しないものづくりが特徴。特に構築的なテーラードを得意としています。

  • J.FERRY BLUE LABEL

    ジェイフェリーのカジュアルライン。単品コーディネイトを基本とした着まわしできるブランド。インポートのものづくりを意識したハイクオリティーな商品をリーズナブルなプライスで提供します。

  • J.FERRY FOR WOMEN

    上質な素材感と感度の高いファッション性、機能性を活かしたデザインをテーマにしたトータルコーディネイトのオフィス服。コーディネイト次第でお出かけ着やパーティーにも最適な商品を消費者リクエストプライスで提供できるブランド。

  • JODIE KELLING

    セクシーで魅力的な女性をイメージしたラインです。流行を意識しながらも毎日のワードローブに取り入れやすいデザインをポイントとしたブランドです。

  • LUXE RELAXING

    南ヨーロッパ、地中海に面した海岸にある、ゆったりとくつろげるカフェをイメージ。生活にゆとりがあり、流行に敏感なファミリーを対象としたリアルクローズ。着やすいサイズ取りと買いやすいプライスが特徴。

  • J.FERRY MEN

    トラッドをベースにしながらも、自由な発想で着こなせる大人服。リーズナブルなプライスながら、味のあるインターナショナルラインを提案します。

  • 003J.FERRY

    自由な発想でベーシックからトレンドまで幅広く扱うJ.FERRYの姉妹ブランド。手ごろな価格帯で、10代~20代の男女もカジュアルに楽しめる。

(J.FERRY公式HPより)

JEANASIS(ジーナシス)

公式 https://www.adastria.co.jp/brands/jeanasis/

2002年3月、株式会社アダストリア (旧・株式会社ポイント) が東京・原宿に店をオープンしたのが始まり。モードカジュアル。

キレカジにマニッシュ感を加えたエレガントスタイル。トレンドを柔軟に取り入れていて、姉妹ブランドのローリーズファームよりエッジを効かせて大人っぽく仕上げているアイテムが目立つ。対象年齢は20代から30代前半の大学生や若い社会人。

KATHARINE HAMNETTキャサリンハムネット

公式 https://katharinehamnett.com/
日本 https://katharinehamnett.jp/

キャサリン・ハムネット女史は、イギリス・ケント州出身のファッションデザイナー。1979年に自身の名を冠したブランドを設立。

英国の伝統的なスタイルをアバンギャルドに表現したスタイルが特徴。彼女の行ってきた活動の中で、彼女自身が感じた様々な思いが作品に反映されている。環境問題、人種問題、ジェンダー、平和と反戦、政治的問題などに強い関心を持つ社会派デザイナーで、常にメッセージ性の高いコレクションを発表している。国際的評価も高い。

同じ英国のトラディショナルブランドであるバーバリーポールスミスに比べると知名度は低いが、クオリティはそれらのブランドにも引けを取らない、要注目のブランド。

シンプルでスタイリッシュ、品質の評判も良い。細身の人に是非おすすめしたいブランド。

【ブランドライン】
  • KATHARINE E HAMNETT (キャサリン イー ハムネット)

    中央のEは、デザイナーであるキャサリン・ハムネットのミドルネーム「Eleanor (エレナ) 」「Environment (環境) 」「Ethic (倫理) 」を意味している。第3世界の貧困や女性問題などあらゆる社会問題に強い関心をかたちにしたコレクション。100%オーガニックコットンを使用し、製造工程ではできる限り化学物質を使わず、Co2の排出量の少ない郵送手段を選ぶなど、環境への配慮と道徳的な考えを見事にファッションと両立。UKのエコファッションブームの最先端を行く彼女のメッセージは、消費者・デザイナーをはじめ、イギリス社会全体に大きな影響を与えている。

  • KATHARINE HAMNETT LONDON (キャサリン ハムネット ロンドン)

    ミリタリー&ワークスタイル。トラディショナルなUKのイメージにキャサリンの革新的な感性をミックス。クラシックなUKのスタイルとキャサリン自身のメッセージ性・社会性のある独自のデザインが見事に調和したキャサリンハムネットを代表するライン。

  • HAMNETT (ハムネット)

    キャサリン ハムネットのアクティブライン。ビビッドなカラーとミュージックをコンセプトに、「KATHARINE HAMNETT LONDON」のミリタリー&ワークスタイルをアレンジ、UKの今を感じるアイテムを展開。

  • エコやフェアトレードといったエシカルな世界観をベースに、アパレルや服飾雑貨、生活雑貨などブランド本来のテイストを生かしたナチュラルなライフスタイルショップ。

mystic(ミスティック)

公式 http://www.palgroup.co.jp/brand/brand.php?n=mystic
PAL CLOSET ONLINE STORE(パルクローゼットオンラインストア)

株式会社PALが展開するブランドの1つ。セクシーと自然体の2つの要素を柔軟に織り込んだレディースファッションブランド。

株式会社PALはミスティック以外に、「チャオパニック (Ciaopanic) 」「ランズ オブ エデン (LANDS OF Eden.) 」なども展開している。

nano・universeナノユニバース

公式 http://www.nanouniverse.jp/
ナノ・ユニバース公式通販サイト

1999年、渋谷に1号店をオープン。セレクトショップ、およびそのオリジナルブランド。

コンセプト『nano (極小)・universe (宇宙) が持つ独創の世界感を表現するブランド。その魅力はトラッドな感覚をベースに、最先端をゆくモダンなトレンドの表現にある。過剰なデザイン性を排したベーシックウェアは、洗練を極めた機能美を重視。ジェネレーションの変化をスマートに呼吸しながら進化し続けるブランド』公式HPより

OZOC(オゾック)

公式 https://store.world.co.jp/s/brand/ozoc/

1993年に株式会社ワールドが設立したグラマラス&キャリアカジュアル系レディースブランド。企画、生産、販売までを管理する、SPA戦略の一環として立ち上げた。ブランド名は ”OWN ZONE ORIGINAL COMFORT” の頭文字。

トレンドを考慮した上で、エレガントなものからキュートなものまで幅広いラインナップを用意されているため個性に合わせたコーディネートができるのが特徴。対象年齢も広く、特に20代~30代のオフィスカジュアルブランドとして人気がある。

【追記】

㈱ワールドは、構造改革の一環として、不採算ブランドの事業終了および低収益店撤退の実施を発表した。主要5ブランド事業「HusHusHハッシュアッシュ」「3can4onサンカンシオン」「OZOCオゾック」「aquagirlアクアガール」「anatelierアナトリエ」を2020年の秋冬シーズンをもって終了する。

Right-on(ライトオン)

公式 https://right-on.co.jp/
ライトオンオンラインショップ

1980年に創業を開始。リーバイスエドウィンといった大手アメカジ系ブランドも取り扱っているセレクトショップ

多彩なジャンルを取り揃え、主にアメカジとキレカジのアイテムを豊富に取り揃えている。ジーンズを中核アイテムとし、年齢・性別を超えた幅広い客層に愛されている。

過去のライトオンでは、中高生に向けたシンプルなアイテムが多い印象だったが、近年ではデザイン性の高いライトオン独自のプライベートブランドを多く取り扱うようになり、そのイメージを大きく変えている。

色々なブランドのアイテムが揃っているセレクトショップなので、店舗の敷居は低く、ファッションにあまり関心がない人でも気兼ねなく店に入れる雰囲気となっている。

展開するレーベル・ライン
  • Right-on (ライトオン)

    ジーンズを中核アイテムとし、ジーンズに合うアメカジやキレカジ、トレンドアイテムまで幅広く商品展開している。

  • Right-on ex (ライトオンイーエックス)

    Right-on” と “ex” 、この2つの業態に関しては、出店場所の違いなど店舗リストから比較してみても際立って大きな違いは見当たらない。ただし、出店している施設のHPを見る限り、“ex” は店舗によって限定品が存在する。

  • FLASH REPORT (フラッシュリポート)

    "いまの気分を着る、気取らない服" をコンセプトに、いつも新しさを求める人へ向けた都会的なMIXカジュアルを提案するショップ。メンズ・ウィメンズ両方とも取り扱いがあるレーベル。2004年に出店を開始。

  • CHIME (チャイム)

    シンプルなデザインと女性が共感できる"可愛さ"をミックスしたアイテムをコーディネイト提案。ウィメンズ専門業態。2011年夏から出店を開始。出店先はイオンモールなどの全国のショッピングモール。

  • BACK NUMBER

    プライベートブランド。オーセンティックでありながら、アクティブなストリートウェアとしても通用するユニセックスなスタイリングを提案。まだ単独店舗は少数ながら、パルコなどの駅ビルを中心に出店しているレーベル。メンズとウィメンズの両方あり。

  • BACK NUMBER KIDS

    アメリカンカジュアルをトータルに展開するキッズカジュアル専門店。

SHIPS WOMEN(シップス ウィメン)

公式 https://www.shipsltd.co.jp/

人気セレクトショップSHIPS」のレディースライン。大手セレクトショップとしてライバルにあたるビームスユナイテッドアローズとは異なり、どちらかと言うと大人向けのラインナップとなっている。

Theory(セオリー)

公式 https://www.theory.co.jp/

1997年、エリー・タハリーとアンドリュー・ローゼンがアメリカ・ニューヨークで設立。

モダンファッションが持つビジョンに着目し、常に革新的でコンテンポラリーなスタイルを提案するブランドとして地位を確立した。スーツなども含め、ほぼすべての商品にストレッチ加工がしてある。パーフェクトなフィット感による美しいシルエットと最高級素材の着心地が高く評価されている。

ブランド創業時にデザイナーだったリサ・カルソンが2014年春からクリエイティブ・ディレクターに就任。「Theory」の原点回帰を図りつつ、より魅力的なブランドへと進化させている。「今のTheoryに必要なのは、ほんの少しのフェミニンさとセクシーさ。Theoryはキャリアウーマンのワードローブというイメージがつきすぎているので、もっとファッションを楽しむ現代の洗練された女性のライフスタイルにあう服にしたい」と語る。

セオリー事業が手がけるブランドには、他にHELMUT LANG (ヘルムートラング)、PLST (プラステ) がある。PLSTは日本で誕生したブランドで、上品でファッションに敏感な人のブランドとして高い人気が続いており、セオリー事業の第二の柱に成長しつつある。

日本では、1998年12月に設立された株式会社リンク・インターナショナル (現・株式会社リンク・セオリー・ジャパン) が1999年5月に「Theory」の輸入販売を開始。2000年1月にライセンス契約を締結、輸入販売をライセンス生産、販売に切り替えた。後に本家である米国セオリー社を買収して完全子会社化する。

2009年7月、ユニクロを展開する株式会社ファーストリテイリングが、全株式を公開買付により取得して完全子会社化。アメリカ発祥のブランドであるが、日米どちらの「Theory」も傘下に入ることとなった。

UNITED ARROWSユナイテッドアローズ

公式 https://www.united-arrows.co.jp/

1989年 (平成元年) 10月2日、元ビームスの重松理らがアパレル大手のワールドのバックアップを受けて立ち上げたのが始まり。現在はワールドから独立している。ユナイテッドアローズは多岐に渡るブランド (レーベル) を展開しており、ブランドによって仕入れ商品と自社開発商品の比率は異なる。

コンセプト『「豊かさ・上質感」をキーワードに、ハイグレードなライフスタイルを追求する"UNITED ARROWS"。ドレステイストを軸に、スーツなどのビジネスウェアから、デザイナーズコレクションまで、世界中、国内外からセレクトしたブランドと豊富なオリジナルアイテムで、大人の方々に向けたファッションを提案します。』公式HPより

UNITED ARROWS green label relaxingユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング)

公式 https://www.united-arrows.co.jp/

1998年、最初のショップを東京・原宿にオープン。ユナイテッドアローズが展開する洋服と雑貨のセレクトショップ、及びオリジナルブランドも展開している。「シンプル」という言葉が正にぴったり。

カジュアルウェア、ドレス、キッズウェア、さらに生活空間を彩るリラクシンググッズも取り揃える。価格帯は同ブランドの他のレーベルより比較的低く抑えられ、よりカジュアルな方向性を打ち出している。

URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)

公式 https://www.urban-research.co.jp/

1997年、大阪・アメリカ村に1号店をオープン。トレンドを取り入れた都会的なカジュアルスタイルが魅力のセレクトショップ及びそのオリジナルブランド。

「DESIGN YOUR LIFE STYLE」をテーマに、都会的で洗練されたウェアをはじめ、ライフスタイルを鮮やかに彩るコンセプト雑貨まで、カルチャーを交えながら「都市に生きる自分らしい人々」へのライフスタイルを提案していくセレクトショップ

オリジナルブランドはURBAN RESEARCHをはじめ、DOORS、ROSSO、KBF、などがあり、今の暮らしをより心地よく過ごすためのアイテムを提供している。

UNITED COLORS OF BENETTON.(ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン

公式 https://www.benetton.jp/

1955年、イタリアにてルチアーノ・ベネトン氏が「トレ・ジョリー」を創業。1965年に改名して「ベネトン」とする。実際の発音は「ベネットン」に近い。レディース・メンズウェア、子供服、マタニティウェアなど幅広く展開するイタリアの企業グループである。

カラフルで色鮮やかなニットに特徴がある。また、インパクトのある広告が有名で、人種差別、戦争、環境破壊など社会的な問題をテーマとしている。

かつては、F1チーム「ベネトン・フォーミュラ」も抱えていたが、2000年にルノーに売却した。

ベネトングループのブランド】

ベネトングループとてして、「ユナイテッド・カラーズ・オブ・ベネトン」を筆頭に、「シスレー (SISLEY) 」「 プレイライフ (PLAYLIFE) 」「キラーループ (Killer Loop) 」などの服飾ブランドを展開している。傘下には、スキー用品の「ノルディカ (NORDICA)」、ローラーブレード、高速道路社アウトストラーダおよび高速道路のサービスエリアから展開したレストランチェーンの「アウトグリル (Autogrill) 」などがある。

YEVS supply(イーブスサプライ)

公式 http://www.yevs-supply.jp/

『YEVS supply』は、働く女性をメインターゲットとし、ベーシックアイテムにトレンド要素を取り入れながら、都会的リアルクローズを提案。ビジネスシーンとカジュアルシーンの両方に向けてコーディネートを発信する、エイジレスブランド。ベーシックなアイテムの中に斬新なパターンを取り込むことで、都会的でハイセンスなコーディネートが完成する。

2016年までは遊人クリエイションが運営しており、元は『YEVS (イーブス)』とうい名称で、キャリア世代などの大人向けのファストファッションを展開するSPAブランドだった。 現在は、スーツで有名なはるやま商事の子会社である株式会社BASE による運営に変わり、ブランド名も『YEVS supply』へと改称した。

なお、遊心クリエイションが運営していた雑貨店「ASOKO (アソコ)」は、株式会社パルに引き継がれている。