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ロック系ファッションとロックから派生したファッション(ロック、ロカビリー、グランジ、エモ)

ロック系ファッション (ロッカーズ) とは、1950年代に流行したロックミュージシャンたちの服装をストリートカジュアル化したスタイルのことである。

ロック/ロックンロール系のファッションとは?

音楽ジャンルとしてのロック/ロックンロールは、1950年代にアメリカで生まれ、後年パンク系やメタル系などへと分化してゆく元になる。ファッションでは、革ジャンやスリムジーンズ、スタッズベルトといったアイテムが代表的である。

ロック

音楽:ロック

ロックとは、ロックンロール(Rock and Roll, Rock ’n’ Roll)と同義語で、1950年代頃のアメリカ発祥の音楽ジャンル。R&B(リズムアンドブルース)に、カントリーミュージック要素を取り入れた音楽であるとされる。

ロカビリー

尚、主に白人ミュージシャンによるロックンロールの中で、エルヴィス・プレスリーElvis Presley 1935 - 1977)など特にカントリー・アンド・ウェスタンの要素が強くビートを強調したものをロカビリーと呼ぶ。

一方イギリスでは、これらのロックンロールやブルース、R&Bに影響を受けたミュージシャンが登場し始め、1960年代になるとロックンロール/ロックの主要な舞台はイギリスに移り、ビートルズローリング・ストーンズなどに受け継がれていくこととなる。

その後、プログレッシブ・ロックオルタナティブ・ロック、パンクロック、AORなど様々な派生ジャンルが誕生する。

文化:ロック

1950年代後半にはロックンロールや、マーロン・ブランド主演のアメリカ映画『THE WILD ONE(邦題:乱暴者 - あばれもの)』(1953年公開)などに影響を受けたイギリスの若者が、黒の革ジャンに革パンを履いて単気筒エンジン、二気筒エンジンのバイクに乗り、ロッカーの集団をロッカーズRockersと称した。

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ロッカーズの聖地として、ロンドンに拠点を持つ “エースカフェ”がある。また、モッズ (MODS) と呼ばれた集団とは対立した関係であった。ブライトン (BRIGHTON) の海岸で起こった大乱闘は有名であり、1979年の映画『さらば青春の光 (Quadrophenia) 』の元ネタにもなった。

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ファッション:ロック

ロックファッションに人気となっているスタッズ(鋲:びょう)は定番となっており、特にピラミッド型のスタッズの人気が高い。スタッズを活かす為に、スタッズが付いたジャケットやパンツ、ベルトを合わせることによってファッションの統一感と存在感を強調することができる。これを髪型なども含めて過激な雰囲気にしたものがパンクファッション(バンクルック)である。

ロカビリー

ロカビリー(rockabilly)は、1950年代に誕生した音楽。ロッカビリー(Rock-A-Billy)とも呼ばれた。

音楽:ロカビリー

1950年代初期のアメリカ南部、メンフィスなどの地域において、黒人音楽のブルースと、白人音楽の米国南東部の民謡ヒルビリーやカントリー、ブルーグラスが融合して生まれた。なお、ロカビリーのダンスには、バップやジルバ、BOX、ツイストなどがある。

音楽的な特長は、ウッドベースによるスラップ奏法、ギターはギャロッピング奏法で演奏する。語尾をしゃくり上げるように高音で歌うヒーカップ唱法、口ごもるような発音のマンブリング唱法、鼻歌のような歌を混ぜるホンキートンク唱法などが挙げられる。いずれも、エルヴィス・プレスリーの曲で聴くことができる。

ウッドベースによるダイナミックなスラッピング奏法も1957年頃には、取り扱いの容易なエレキベースに取って代わり、ロカビリー人気は下降線をたどることになる。さらにエルヴィス・プレスリーの徴兵、バディ・ホリーエディ・コクランの相次ぐ死去は、ロカビリー及びロックンロールに大きな打撃を与えた。

1960年には既にロカビリーが演奏されることは減少し、更には1962年のビートルズのデビュー、1964年以降のブリティッシュ・インヴェイジョンは、ロカビリーやロックンロールを抽象的な「ロック」に変えた。

ブリティッシュ・インヴェイジョンBritish Invasion:イギリスの侵略)とは、ザ・ビートルズローリング・ストーンズザ・フーに代表されるイギリスのロック・バンドがアメリカで巻き起こした旋風、そして、その後の音楽業界に大きな影響を与えた現象を指す。

1964年2月にザ・ビートルズアメリカに上陸し、大成功を収める。これを機にイギリスのバンドが続々と全米のヒットチャートを席巻した。3年ほどに渡ってそのブームは世界中に広まった。

その後、1970年代末から80年代前半にはニュー・ウェーブの1ジャンルとしてリバイバルし、ストレイ・キャッツやロバート・ゴードン、シェイキン・スティーヴンス等を中心にしたネオ・ロカビリー(Neo Rockabilly)のブームが訪れた。

ファッション:ロカビリー

1950年代のアメリカを代表的する50's(フィフティーズ)ファッション。アイコンとしてはエルヴィス・プレスリーが有名である。

男性はリーゼント、そしてボウリングシャツ。女性はボリューミーなスカートにぴったりめのTシャツやギンガムチェックのシャツ、ハイウエストで膝丈のフレアなワンピース。色は黒と赤を基調とし、ドット柄やさくらんぼ柄が好まれる。

赤いバンダナをヘアバンドのように使うと、ぐっと50年代の雰囲気になる。前髪を膨らませてポンバドールにし、ポニーテールを作ればキュートな50年代ヘアが完成する。

プログレッシブ・ロック

プログレッシブ・ロックProgressive rock)とは、1960年代後半のイギリスに現れたロックのジャンルの1つ。進歩的ロック、クラシック的ロック、アート・ロック、前衛ロック、実験的ロックなどの概念を包括したジャンルである。略称はプログレ

音楽:プログレ

それまでのシングル用の曲作りから、アルバム全体を一つの作品とする概念(コンセプト・アルバム)を持った、アルバム志向のバンドが登場した。誕生以降、スタイルの発展、拡散・細分化が進んだ。

ロックというジャンルにとらわれることなく、他ジャンルの影響を反映した、前衛的あるいは先進的(プログレッシブ)・実験的な音楽思考である。クラシックやジャズなど、その音楽のアプローチや演奏法、スピリットを取り入れようとした。しかし軸足はあくまでロックの側にあり、progressiveという形容はロックとして進歩的であるということである。

1970年代の英国のプログレバンドを正統派とするプログレ五大バンド

グラム・ロック

グラムロック(Glam Rock)とは、主にイギリスで1970年代前半に流行した、ロックのジャンル。グラム(Glam)とは、「魅惑的、魅力的、華やかなさま」を意味する英語のグラマラス(Glamorous)に由来する。

男性でも濃いメイクを施し、煌びやかでけばけばしい、トランスジェンダーなスタイルが特徴。

音楽/ファッション:グラム・ロック

1970年代前半には、主に力強さや激しさを表現するHR/HM(ハードロック/ヘビーメタルや、演奏技術や楽曲の構成力を強調していたプログレッシブ・ロックが流行していた。それらとは異なった中性的なファッションや振る舞いと、ノリの良いビートやキャッチーなサウンドを奏でていたのがグラムロックのミュージシャンたちであった。グラム・ロックは、音楽性よりもルックスやステージングなどの面で区別されることが多かった。サウンドや楽曲、音楽的志向などはかなり異なり、共通点はあまり見られない。

妖艶なロックの時代、グラム・ロックの全盛期は1970年から73年までと、わずか3年足らずであったにもかかわらず、その後のパンク、ニューウェーブニューロマンティクスのムーブメントや日本のヴィジュアル系バンドへの影響力は計り知れないものがある。

代表的なアーティストは、デヴィッド・ボウイT.REXロキシー・ミュージックなど。

オルタナティヴ・ロック

オルタナティヴ(Alternative)とは、「もうひとつの選択、代わりとなる、異質な、型にはまらない」という意味の英語の形容詞。

音楽:オルタナティブ・ロック

1970年代の終わりから勃興したポストパンク/ニューウェイヴに取って代わり、オルタナティヴロックという言葉が1980年代半ば頃から使われ始めた。

大手レコード会社主導の商業主義的な産業ロックやポピュラー音楽とは一線を画し、時代の流れに捕われない普遍的な価値を追い求める精神や、前衛的でアンダーグラウンドな精神を持つ音楽シーンのことを指す。成り立ちとしてはパンクロックと似ている。イギリス、アメリカだけでなく、世界の多くの国に存在する。

パンクロックやハードコアのスタイルをルーツに発展したオルタナティブロックは、その後の音楽シーンに大きな影響を与えることになる。それが、グランジグランジロック)である。

オルタナティヴ・ロックとは、そもそもアメリカを中心とした1980年代の主流から外れたロックを指すためのくくりで、音楽性は雑多で多岐にわたるため、ある一定の音楽を指したジャンルではない。したがって主流であるものが違えば、そのオルタナティブも時代によって異なる。

グランジ・ロック

グランジ (Grunge) とは、「汚れた、薄汚い」という意味の形容詞 "grungy" が名詞化した "grunge" が語源。1989年頃からアメリカ・シアトルを中心に興った潮流であり、オルタナティヴ・ロックの一つである。

音楽:グランジ

パンクやハードコアの攻撃的で個性的なスタイルから、メロディーのある、より音楽的なものへと移り変わったものがグランジで、1990年代初めにはカリスマ性のあるグランジバンドが次々と誕生し、その中でも世界的に有名なアーティストの代表として挙げられるのがニルヴァーナNIRVANAである。

ニルヴァーナは、怒りや絶望、混乱をダイレクトに表現した詞とサウンドで若者の支持を集め、1991年発売のシングル曲Smells Like Teen Spiritとその収録アルバム『ネヴァーマインド』が大ヒットする。ボーカルのカート・コバーンが世界に与えた衝撃は非常に大きなものだった。ニルヴァーナの楽曲は、激しく歪んだギターにエモーショナルに叫びつつもメロディックなボーカルが乗る、正にグランジの代表的なスタイルとなっている。

Smells Like Teen Spirit

Smells Like Teen Spirit

 
ネヴァーマインド

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ファッション:グランジ

「汚れた、薄汚い」という意味の形容詞 "grungy"(グランジー)が名詞化した "grunge" が語源。グランジ・ロックから派生して生まれたグランジファッションは、その名の通り着古して薄汚れた雰囲気のネルシャツやカーディガン、擦り切れたジーンズなどを気だるげに着るのが特徴的で、パンクの要素とストリートカジュアルの要素を併せ持つスタイル。アメリカのファッション誌が命名した。

グランジ・ロックのアイコンといえばニルヴァーナのヴォーカル、カート・コバーンだが、彼が当時していたネルシャツ(棉でできたフランネル地のシャツ)、モヘアカーディガン、ダメージジーンズ、コンバースジャックパーセルという組み合わせは、まさしくグランジファッションだった。元々は、お金の無いミュージシャンがしていたファッションだったが、1990年前半にはファッションとして確立し、わざとデニムにダメージを与えたり、Tシャツを切ったりして古着感を足していた。

ニルヴァーナの音楽性は、それまでヘヴィメタルが多かった当時のアメリカのロック・シーンを革新し、綺麗に着飾ることが多かったロックミュージックのファッションにも影響を及ぼした。その流れはファッションモデルの服装にも影響し、スーパーモデルのケイト・モスグランジファッションのアイコンとして有名である。

ちなみに、ハイファッションの世界では80年代後半に有名デザイナーのマルタン・マルジェラが打ち出したものが先駆だと言われている。マルジェラは古着を素材に衣服を再構築した「シャビールック」でファッション界に衝撃を与えた。 この動きにより、80年代の保守的かつ、ゴージャスな流れが変わったと言われている。

カート・ドナルド・コバーン(Kurt Donald Cobain、1967年2月20日 - 1994年4月5日)は、アメリカのミュージシャン、ソングライター。ロックバンド・ニルヴァーナのボーカリスト兼ギタリストとして知られる。1991年に発表したアルバム『ネヴァーマインド』が爆発的なセールスを記録し、アメリカのみならず世界中から絶大な支持を集め、同時に地位や名声を手にしたが、次第に社会との違和感を感じるようになり、酒やドラッグに溺れ、入退院を繰り返すようになる。1994年、入院していた病院を抜け出し自宅で自らをショットガンで撃ち抜き自決。享年27才。

カート・コバーンが愛したファッションアイテム

常に着用していたことでジャックパーセル=カート コバーンというイメージが定着。ライブでもプライベートでもこよなく愛したスニーカー。色は黒、素材はキャンバスにするのがカート流。

バドミントンのワールドチャンピオンであるジョン・エドワード・ジャック・パーセル(JOHN EDWARD JACK PURCELL)が開発に関わり、1935年に誕生したシグニチャーモデルの先駆け的存在。オールスターと双璧をなす定番モデルとして幅広い層からの支持を受けてる。つま先のラインは「スマイル」、ヒールラベルのデザインは「ヒゲ」の愛称で親しまれている。

FOX SUNGLASSES(フォックス型サングラス)

ブランド『Christian Roth(クリスチャン ロス)』のモデル「6558」というサングラスを愛用していたカート。オリジナルは1993年に製造したモデル「6558」だが、同ブランドによるアーカイブ・コレクションの第一弾として、リ・デザインにより復刻した「Archive1993 (6558)」が2017年に発売された。

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エモ

エモ(Emo)は、ロックの形態の一種である。英語圏では「イーモウ」と発音する。精神的・音楽的にハードコアにルーツを持つことから、「emotional hardcore(エモーショナル・ハードコア)」と呼ばれることもある。

音楽:エモ

音楽性は多様的で定義も曖昧であるが、疾走感溢れ、哀愁のあるメロディと情緒的なボーカルを乗せるといったスタイルを特徴とする。なお、エモーショナルで絶叫するようなボーカルパートを持つエモバンドは、エモの一種であるスクリーモにカテゴライズされる場合が多い。

スクリーモ(Screamo)とは、エモをベースに、より音のダイナミズムと叫び声、金切り声(Scream + Emo)が強調された音楽ジャンルである。元々1990年代は絶叫系のアンダーグラウンドなものが主流だったが、2000年以降は絶叫と歌を使い分けるものが主流となっている。年々多種多様に成り変わってきているが、基本はハードコアやエモから発展してポップなメロディにスクリームしている、いわゆるポストハードコアである。

ファッション:エモ

エモ・ファッションとは、音楽ジャンルの「エモ」から生まれたファッションスタイル。イギリスを始めヨーロッパやアメリカ、アジアなど世界各国で10代を中心に流行っているファッションの一つである。

最も重要な要素は髪型で、基本的には少年が前髪を長く伸ばし顔半分を隠すものが主流。女子も長い前髪を斜めに分けるものが多い。

男女関わらず化粧をする事が多く、男子でも軽い化粧を施し、アイラインや目の下の頬紅などがよく見られる。TATTOOやボディーピアスも好み、耳や眉をはじめ、特に唇や顎など口の周りのピアスが人気である。

服装に関しては全体的に黒を基調とし、タイトなシルエットが基本となる。トップスは小さめの黒いTシャツやスリムフィットのシャツ、パーカーも人気でフードを被って着用することが多い。ボトムスはスキニージーンズ、そして足元はコンバースかヴァンズのスリッポンを履いていることが多い。また、好まれる柄は、ブロークンハート柄やスカル柄などで、自身が好むメタルやスクリーモバンドのTシャツを着る人も多い。

このファッションをあまり理解しない人からは「ゲイのファッション」などと言った誤解や偏見を呼んでいる。

髪色も洋服もダークなものが多く、メイクも黒を基調としているので、ゴシックスタイルと似ている外見とも言われるが、エモではとにかく「スリムフィット」を好むという点が典型的なゴシックスタイルとは大きく異なる。このスタイルは、男女で共通している。

ファッション的にはゴシックファッション、グランジファッション、スケーターファッションの影響を受けている。また多くの点で日本のヴィジュアル系と似ている。

なお、エモ・ファッションに原色のカラフルなカラーを加えてちょっとポップにした感じのものをシーン・ファッション(Scene Fashion)と言う。